陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

幹事さんの働き

2011-02-05 21:21:01 | Weblog
相当、遅れて本日真昼に川柳会有志の新年会があった。
細々したお世話を嫌がらないで借って出る幹事さんが居て開催の運びとなった。
召集から会場を決める事から一切合財一人で行って、
次の幹事も自分から名乗り出て四月に花見が決まった。
おかげさまで、次から次におもしろい企画が出て実践されてゆく。

川柳会は、言葉を吐露することによって本音がポロっと出ているから
あまり取り繕う事もなく、
今まで何の接点もない中高年男女が最初からすっかり打ち解けている。
アルコールが回るにつれて口も回り、気持ちももっと開放的になる。
飲めないからノンアルコールビールの私も一緒に酔ったような気持ち。
この酒好き人好きな幹事をしてくれるこの人が入会してから、
結構重たかった川柳年功の序列の壁が取り払われたよう。

さすが川柳会。
福引きで当った品を読みこんで即興句を作った。
推敲する句作もおもしろいが、意外な個性や発想力がここで光る。
出来た句はせっかくだから、ここで披露せず川柳マガジン用に取っておこう

楽しい気分で帰ってきて、
ふと、この度ポシャった高校のクラス会幹事の事を思い出した。

昨年9月下旬に今年2月11日の会の出欠を求めるハガキが届いた。
三連休だしお泊り温泉とあった。
折しも私の誕生日だったから、
熟慮せずにバースディクラス会『参加』で返信ハガキを投函しておいた。

そして、今年になってちゅんちゅんの毎日の点滴が始まった。
お泊りは難しくなった。

日帰りに変更してもらおうと幹事に電話をしたら、
出席者が少ないから見合わせるかもしれないとの事。
1週間後には結果を知らせると。
ここまでは良いが、
やれみんな介護年齢で自分も介護をしているから忙しいと
幹事をする時間もないのに押し付けられたような口吻。
介護していると言う人はどこか施設に入ってもらっているような話で、
彼女は専業主婦っぽい話ぶり。
『貴女より数倍私の方が時間がない』と言う言葉は飲んだ。

後で彼女が幹事を引きうけた事情を聞けば、
前回のクラス会で自分から次回幹事を借って出たと言うことらしかった。

待てど暮らせど、1週間経過してもクラス会をどうするかの電話はかかって来なかった。
突然、クラス会中止お知らせとアンケートの往復ハガキが届いた。
アンケートはいつどこでどのくらいの金額でなら参加できるかという問いに答えるもの。
締切りは2月末日。

そして3日前の事。
クラス会3月中旬開催の連絡電話が連絡網でやってきた。
聞いたら次に伝言してゆくあれだ。
2回も往復ハガキを出して通信費が嵩んだ所為で、今度は連絡網を利用したらしい。
五年も前の連絡網で、そのプリントを全員が保存しているかどうかも疑わしい。
私の次の人とは20年前のクラス会で会ったきり。
正直、電話するのに勇気が要った。
相手がどう言う状況で居るかまったく分からないのだ。
クラス会を快く感じられる状態であるのかどうか?ちょっとビビる。

あのアンケート葉書の2月締切りはまったく無視されている。
何がなんだか訳が分からない。
自分勝手。
せっかく出席しようとしたハイな気分は完全に萎んだ。
当分はもう遠慮しようかと思っている。

幹事なくして会は成立しないが、両極端な幹事さんに会ったものだ。
黙って人のために動く幹事さんには、惜しまない協力が自然に湧く。 



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大宰府と言えば梅ヶ枝餅

2011-02-05 06:34:23 | Weblog
ゴッホ展が開かれている九州国立博物館は大宰府天満宮の近くにある。
博物館を出た頃は気がつけば午後1時。
併設レストランは待ち時間30分とあった。

  どうする?

  ヤメとこ。

と言うワケでとことこ歩いて前を通過。
やっぱり梅ヶ枝餅でしょ?
イヤ、ちゃんと天満宮にお参りしようと
蕾の梅を中で咲いているのはいないか注意しつつ移動。
修学旅行がいっぱい。
さすが学問の神様。

ここで始めて気が付く。
この日は節分だった。
ちょっと期待していた梅は今年の寒さにまだしっかり縮こまっていた。

さてさてにわか神徒はお腹がぺこぺこ。
もう梅ヶ枝餅だけではガマンができない。
梅ヶ枝餅にもいろいろあって、ここがおいしい評判店があると案内されたら
ここだけ行列。
入口横に弁当だけやっているような事が書いてあるのを目ざとく見つける。
和風小物店になっている。
奥へ奥へ。        
食事の順番待ち4番。何が何でもココで食べないとお腹がぺったんこ
商品を眺めて待つ。
お雛様シーズン。猫が居るから近年出さないが観るのは良い。
ここのはちょっと変わっている。
その名もぶすっこお雛さま
ひとつひとつおもしろい。
 

やがて順番が来て、おおきな円形いろりへ相席。
一番後座った我らの前に先に食事が運ばれてきたら、隣のおばさまが
「あちらが先です。受付順でしょ!」
まぁ~正論です。
最後に座った我らは更におあずけ。

回りなど眺める。 
窓にはちゅんちゅんまんまる雀の大群がやってきたり去ったり。

カメラには1羽しか捕えられなかった。
窓越しでも気配が分かる?
でっかい鳩が来たけれど、ここの雀はあまりおびえもせず仲良く近くに居た。



やっと来ました\(^o^)/ 
           

場馴れした友がちゃっちゃとお土産用の梅ケ餅やらここで食べるのやら注文してくれ、

   『満腹ね』

と、いいつつ
焼き立て評判のほかほか梅がえ餅をパックン~はふはふ~♪
食事をすればお餅に行列しなくて良い上に、
和紙でおしゃれに包まれてやってきた。
裏技だ。
ゴッホ展前から梅ヶ枝餅と思い続け、写真など撮るゆとり…ありませんでした(:_;)

別腹、別腹^^;
おいしゅうございました。

むかし、むかしのより洗練されたお味。
たしかに行列が出来る梅ヶ枝餅。
でも、ちょっと
むかしむかしのもっと素朴な梅ヶ枝餅でも良かったかな?
その昔、若かりし頃の思い出と共に舌が覚えている。
わいわいはしゃいでパクつきながら歩いたあれとは別物になっていた。
二十歳だった頃…いったい何年前だ??? 両手両足折って数えて…まだ足らない^^;


なんだかんだ言ったって友がいっぱい持たせてくれたその店の梅ヶ枝餅を
冷凍保存までしてチンして、それからオーブントースターで焼き目までつけ、
外側の餅をあの時の感じに復元して頂いておりおり。

朝からそれにしよっと~♪

ゴッホより実は
1年ぶり再会の寡婦2年目の友が元気でいてくれるか
それが心配だった。

大丈夫!(^^)!しっかり食べてしゃべって
心はまだまだ癒えていないかもしれないけれど、去年より正常値が高かった。
バァーンと頭を殴られたような痛みはじんわりじんわり引いてゆく。
寡婦歴10年が言うんだから間違いない。

哀しんでいては、先に逝った人が享受できない命の時間に悪い。
風になったか?天から見ているか?
あっちで待っている人は元気にいっぱい食べて笑っている私たち方が喜んでいてくれるに違いない。




【業務連絡】

読んでる?ちーさん?
また、遊びにゆくからね~♪
一緒においしいものたべようね。
   ありがとね。 とっても楽しかった 


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ゴッホ展へ行ってきました

2011-02-05 01:32:19 | Weblog
九州国立博物館へゴッホ展に行ってきた。


相当な混雑と言う噂を聞いて、
土日祝は避けて平日を選んで出かけたゴッホだけが目的でなかった。
なかなか会えない友との時間も楽しみにしていた。
おばさん二人でも充分姦しい。

午前9時半の開場を待って入館した人が過ぎた頃到着。
運良く待ち時間0分で入れた。
入ったとたん入口に人が溜まっている。
立ち止まらないで歩いてご覧下さい”のプラカードを持ったスタッフが幾人も居る。
しっかり人々は立ち止まって人の山。

こう言う時に150㎝チビは良い。
ちょろちょろっと人をかき分けて前列に出る。
後はじわっとプラカードどおり横歩きで観ていった。

説明も読んでゆく。
いろんな職種に就いたけれど上手くいかず画家を志したのが27歳。
独学で繊細な鉛筆画やエッチングが並んでいた。

ゴッホの絵だけでなくいろんな影響を受けた人の絵も年代別並んでいる。
その画家へ近づこうとするがごとく同じ構図の何枚ものゴッホの絵が続く。
同行の友が言った。

  ゴッホって素直な人だったのね

なるほど。そういう見方もあると目からウロコ。

アルルのベッドルームは模型の部屋が設えてあった。
絵と模型と行ったり来たり何度も眺めて立ち去り難かった。
ゴッホの黄色。おちつく黄色。
7~8年前だったと思うが、神戸でゴッホ展を観た。
いよいよ最後の出口にあの有名な『ひまわり』のレプリカが飾ってあった。
レプリカの黄色が嘘っぽかった。
レプリカだと思うからそう思ったのかもしれない。
この黄色は本物。
そう思ってわくわくしたかな?
違いが分かるわけでもなく単に暗示にかかりやすいだけ?

弟だったか?一緒に住むことになったゴーギャンに宛てた手紙だったかに
眠ることの大切さが書いてあった。
ちゃんと油絵と同じ挿し絵入りの手紙。
眠る事以外の時間はあまり心安らかではなかったんだろうか?
などと素直でない私は思いめぐらす。

37歳でピストル自殺するまで画家としての時間はわずか10年。

出口で観に来た記念のお買い物。
いつも悩んで画集には手が伸びない。
結局、誰かへと自分のお土産に数枚クリアファイルを買って、
最終歴的にはまいどの書籍に目が止まる。手が伸びる。
こんな絵を描いた人は
どんな生涯を送ってどんな事を考えていたんだろう?の方へ興味が移るらしい。

完全版 - ゴッホの遺言 (中公文庫)
小林 英樹
中央公論新社


積読が増えたかな?

この後、大宰府から
我らに最もふさわしい梅ケ枝餅へランチへと胃袋系方へ方へと移動して行った。

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