陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

介護疲れ事件に担当ケアマネは居たのか?

2012-08-09 22:07:14 | Weblog
介護疲れ殺人、無理心中、自殺等の報道がある度に

  この人達は介護保険サービスを使っておられたんだろうか?
  支援の担当ケアマネが付いていたんだろうか?

語られる事が少ないから、たぶん公的支援へのSOSがないケースは多いのかなと思ったり、
万一、担当ケアマネは居たけれども支援が至らなかった?支援不可能なケースだった?等々
いろんな想像をたくましく事件の背後が気にかかる。

そして自分が担当だったら、どうしていたんだろう?とまで、ちょっと思う。

今日も主任と同じ帰り遅め電車内での会話。

  『たとえ事件になったとしても担当ケアマネの責任じゃないから』

と、主任が言う。
しかし、寝醒めは悪いに違いない。
まったく責任を感じずに涼しい顔では居られないと思う。

  ・金がない。

  ・介護力がない(家族同居)

  ・危機感がない。

  ・柔軟な考え方が出来ない。理解力がない。

ない・ない・ないのケースでない事を祈りつつ
もっと言えば、ない・ないの複合型ケースでないことを祈りつつ
新規ケース担当へと走りだす。

担当ケースの状態悪化、
あわてて有効支援をあたるも、このないないないが阻まないことを祈る。

介護サービスには1割とは言え負担金が必要。
さらに、食事や住居費は自費負担することになっている。
お金がなければ、にっちもさっちもいかない仕組みで介護保険は成り立っている。

もともと縛りが多く、充分ではない介護保険ではどうしようもない事も多すぎる。

家族同居では食事や掃除、洗濯といった家事援助が受けられない。
自分の身の回りの世話も出来ない人でも、
同居していれば要介護状態の人の分も家事を引き受けざるを得ない現状がある。

そして、すべては本人の同意、家族の同意がなければすべての支援サービスが動かない。
なんでも契約から始まる。
公的援助は申請から始まる。
ケアマネで代行できることがあればするが、本人もしくは家族のSOSアクションから始まる。
こういうことが出来なくなった人、家族をどう救う?

言ってこなければ、『知らない』のがお役所。

福祉予算はひっ迫しているし、生活保護がパンク状態は良く知られている。
例え窓口へ辿りついても、お役所が動けるハードルがここに御用意されております。

   SOSを発しても届かなかった

悲惨な孤独な最悪な結末のタイトルにそんな文言が躍っている。

困難ケースはケアマネ自らが作りだすと平然と言ってのける講師をたくさん見て来た。
たしかに、たしかに。
そういうケースが皆無であるとは言わないが、
現場はそう単純明快とはいかない。

制度の谷間に位置して、
どのお助け支援にも該当しないようなところに
なんらかの支援がどうしても必要な人は存在する。

人が作った制度の杓子。
完璧ではない。
SOSを見ても手立てがない時はどうするの?

介護支援専門員更新研修に行った人から聞いた講師の言葉。

  ケアマネの離職率も問題です。

資質にバラつきがあるとか、機能してないとか不要論まで出ている職種。
本人か家族、介護サービス事業所がやればいいことで、なくせば我らが貰っている費用が浮くと言う計算。
介護保険調整役以上の事は望まれてないって事でもある。

誰も拾わない骨を報われることなく、
おまけに一人で拾っているような因果な商売だ…と、
制度や有効な手立てを虱つぶしに当たったり、
なんやかやしろとは言われていないのかもしれない。
しれないが、この猛暑。ほっとけないケースもあるだろう?

いや、待て、待て、
支援がおせっかいな余計なお世話って事もあるだろう?

悩ましい~そうそう~もしかして、
資質のない自分が事をもつれさせている?

見れば見るほど、知れば知るほど、
泥沼へ足を突っ込んだようにハマりこんでゆく。
マズイなぁ~

ちょっとおつかれ~確かに疲れている~そうそう土曜出勤がいかん!
本日、愚痴モード~zzz

朝ウォークの時だけ、スカッとしている。
もっと歩きたい。歩き病に取りつかれたかな?


       本日の歩数   15,976歩





  にほんブログ村 シニア日記ブログ 女性シニアへにほんブログ村 人気ブログランキングへ
                                                           
     来られたお印にふたつクリックしていただくとうれしいです=^_^=