陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

8月川柳会  エロチック大賞?

2012-08-14 22:11:35 | 川柳
今宵、お盆にも関わらず全員出席。
川柳会は会長さんから突然の辞任願いから始まった。
85歳、少々聞こえが悪くなり県の川柳協会等の会議連絡や出席が難しくなったと言う。
耳鼻科までは歩いて通院治療中とのことで、足は丈夫。
川柳会にも変らず出席とのことでホッとする。
後任は、ちょうどこの8月に定年、川柳を広めたいと言っていた60代男性と話はトントン拍子。

若い人の入会がない川柳会。
やがて会は消滅の運命だけれど、それまでは心遊ばせる場所として確保しておきたい。

帰省客からたくさんの良い土産を貰ったと、本日の席題は『土産』 

    土産物買えない訳のあるふたり

めったに選ばれれない秀句を頂いた。

  経験だろう?
  エロチック大賞だと喧しい。

好きに言って頂戴。
その場、10数分で3句の作句。
会に参加しないと経験できない、無い知恵を絞る苦し楽しい時間だ。
うんうん唸った結果、
あれこれと乱読の小説のワンシーンか?しょうもないテレビドラマか?
『土産』から、こんなのが浮かんでしまいました

ついでに互選で珍しく得点をもらったのを置いておこう。


題『歩く』

     もやもやがウォーキングの風に散る

     道がある道がなくとも歩む意思







本日の歩数   9,849歩  (ウォーキングなし)


                      明日は歩きたいなぁ~

          





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無理    奥田英朗著

2012-08-14 05:55:09 | 
無理
クリエーター情報なし
文藝春秋


Amazonの内容「BOOK」データベースより

  合併でできた地方都市、ゆめので暮らす5人。
  相原友則―弱者を主張する身勝手な市民に嫌気がさしているケースワーカー。
  久保史恵―東京の大学に進学し、この町を出ようと心に決めている高校2年生。
  加藤裕也―暴走族上がりで詐欺まがいの商品を売りつけるセールスマン。
  堀部妙子―スーパーの保安員をしながら新興宗教にすがる、孤独な48歳。
  山本順一―もっと大きな仕事がしたいと、県議会に打って出る腹づもりの市議会議員。
  出口のないこの社会で、彼らに未来は開けるのか。

雪の多い地方という設定以外は、私が住んでいるとことにそっくり。
鬱屈した感じが良く分かる。
この人とこの人が同級生で知り合いで、親子関係でと
どこかで関係が繋がっているコンパクト人間関係も実際に在り過ぎる。
娯楽がないので、パチンコ屋とラブホテルが繁盛。
町で唯一、人が集まる場所は集合ショッピングセンターと。

5人の事情に絡むいろんな人物もどこかに居そうな一歩か半歩外れた濃い人たちで
話はどうまとまるのだろうと興味津津で読み進んでいたら、
それこそ、『無理』でどんつまりになった5人がとんでもなく
『無理』な状況でぶつかり合って、白日の下に晒されて終わる。
最初からこの結末があって書き始められたのか?

淡々と人の弱いところが上手く描かれていて、いろんな社会問題が側面から裏から深部へと迫る。
他の作品同様読みやすく面白い。
面白すぎてちょっと安易に人が死に過ぎた感じがしないでもない。

これだけの事件が一気に噴き出て、地元警察がどこまで事実を調べ上げられるのか?
警察にも地方のこなすことが出来る容量があるだろう。
事件の完全なるオーバーフロー。読後、心配になった。


さて、朝から大雨、時々雷。
ウォーキングなし。
電車は動いているかな?本日、出勤。盆休は特になし。
帰りは家に帰らず川柳会へ直行。
会のメンバーも小説同様、狭い地域ならではで、あっちこっちで繋がっている人間模様。
仕事で訪問するケースも持ってから知り合いだったという事も少なくなかったが、
ちょっと転勤で隣町へ移ったから、今のところそれに遭遇していない。

あまりにリアル。地方都市に精通し過ぎ。
思わず作者の出身地を奥付けで確認。岐阜県生まれ。







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