フリーター、家を買う。 | |
クリエーター情報なし | |
幻冬舎 |
帰省の娘が置いて帰った。
一晩で読んでしまって寝不足だと言って渡してくれた。
面白かった。
途中で止められなかった気持ちがよく分かる。
せっかく入社した会社を3ヶ月で辞めて、ずるずるフリーター生活を経て
母親の鬱病を機に『家を買う』までになるサクセスストーリー。
近所の母親へのいじめが飼い猫や幼い子供にまで及ぶあたりではムカムカ。
小さなガテン系の会社は我が家にも縁が濃い。
主人公誠治がチャレンジする建設業計理士の2級は、
亡夫に頼まれて通信教育で独学、
役に立つ前に天国に召されてしまったので未使用で我が家のタンスに眠っている。
2年前に死んだちゅんちゅんは亡夫の会社の倉庫で生まれた。
雨の日に会社前に捨てられていた子猫の会社ぐるみでの応対。
親近感を持たざるを得ないだろう。
誰でもやる気になったら、ダメ生活を送っていたとしても
やり直せるんじゃないかと言う気にさせる。
この親もダメンズだけれど、頭から否定していない。
どこダメ部分もまるごと誰もが肯定されているよう。
おかぁさんを助けようと言う強い思いが、自分を成長させていく。
在りがちな話だけど、軽いタッチでストーリーは展開してゆく。
ハッピーエンドがいいわ~
たぶん私も昨夜読み切った所為もあって、眠い…
おやすみなさいzzz
本日の歩数 16,105歩
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