きっと「大丈夫。」 | |
クリエーター情報なし | |
佼成出版社 |
以前に講演を聞いたことがあって、図書館の棚から「あら?新刊」と手に取った。
書き出しに、
私の愛読書は少女パレアナ
と、あって嬉しくなって抱きかかえて貸し出し手続き。
小学生の頃、なんども読んだ。
少女パレアナ (角川文庫クラシックス) | |
クリエーター情報なし | |
角川書店 |
亡くなった牧師だったお父さんから教えてもらった
『よろこびの遊び』で周りまで明るくしてゆくパレアナは
子どもの頃も不平の多かった私の憧れだった。
どんな事からでも「よろこび」を見つけるゲーム。
大人になった今も、発想の転換を試みるのは案外、これがベースになっているのかも。
まさか、男性である細野先生の愛読書がとちょっと思ったけれど、
小児がんの子供に対する姿勢など、なるほどと頷けもする。
タイトルの「大丈夫。」はカッコで囲って句読点で完結。
絶対に絶対に大丈夫と言う強い気持ちを表しているそう。
途中、耳の痛い言葉に出会った。
なんでもお釈迦様は、インド古来の考えである「四住期」の大切さを説かれているそうで
四住期の三番目「林住期」は50歳~75歳くらいに相当し、
人生でもっとも充実してほんとうにしたい事をする時期
生産活動から解放され、人間の生き方を考える時期なんだそう。
定年はどんどん伸びているから50歳から生産活動解放とはいかないかもしれないけど、
う~~~む~悩ましい。
そして「いい加減」が重要という項があった。
見極める知恵と言うか、適当ということでなくちょうどいい加減。
確かにね。
先生が俳人であることは知らなかった。
本書に一句も載っていなかったのが残念。
どんな句を詠まれているのかな?
昨日歩数 11,170 歩
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