眠ったような眠らないような夜が明けて

今日は疲れたから絶対に眠れると
息子ご推奨の本エドガー・アラン・ポーの黒猫を睡眠薬代わりに
布団にもぐった。
決して江戸川乱歩でないとなんども言い貸してやるとまで言われたから
借りてしばらく積読にしていたら
『読んだか』とつっこみが入るので、
短編集なので一話ずつ読みすすむ。
文庫本を夜読むのは最近、目がついていかない。
電気スタンドは息子が拳で殴って木っ端微塵。
まだ蛍光灯を買いに行く時間がない。

ちょうど題名の『黒猫』のところ。
猫の描写が微に入り細に入り、
虐待して殺した猫そっくりの猫が甘えて
寝ている胸に乗るシーンを読んでいたら
私の胸にも重みが…
おもわずヒヤッ！

目が冴えた。

マイスリーを今飲むと、翌日に残りそうな時間。
う～～ん。しまった

頭の中で介護保険枠で救えないあの人この人
さてどうする？と
夜の夜中に
思わなくていい事まで浮かぶ。

息子は夕飯も食べず書き物をしている。
合気道の会報に何か書くのを頼まれたか？
ご飯まで盛っておかないと出ているおかずしか食べないから
トレイにお汁もご飯もよそって置いておいた。
冷めると不味いだろう。
自分でレンジするだろうか。

稽古後の帰宅の顔はちょい不機嫌で話かけて欲しくないと言った。
頼まれた書き物で頭がいっぱいだったのかな？
ふたつの事が平行して出来ない。
職場ではどうなんだろう？
一切、障害については言っていないけど…

口内炎猫がギャっと叫んだ。
最近、餌はなんとか食べているが痛み止めの薬を飲ましても
痛みが強そう。最近、痩せている。

来月は家を空ける予定が入っているけど、
細かくキャットフードを砕いたり、
薬をクラッシャーにかけて餌に混ぜるなど
息子に出来るだろうか？

キャットフードの匂いがダメなのだ。
自閉症の感覚は鋭すぎて辛いと聞く。
餌は私の帰宅が待てずに騒ぐ猫に
毎日相当ガマンして与えてくれているに違いない。

仕事も山なのが分かっている。
なんで宿泊の話に乗ったかな？
今さら、断れないし…

最近、体がきつい。
誰かが言っていた。

やめられない止まらないかっぱえびせんみたいなケアマネ稼業。

個人的な仕事だから、
なんとなく関わってしまうとポイ捨てが出来ない。
１年目の新人も歳食ってるにをいい事に
顔付きだけはベテランに見える。すみません。
介護保険が出来て必要になった資格だから最
長経験者でも経験６年と言う
仕事ではあるけれど。

先月末で辞めていったほ人のケイタイはすぐに不通になった。
ナンバーを変えたのだろう。
配る名刺にはケイタイナンバーが大きく書いてある。
利用者さんから『なんで辞めたの？』コールが入ってきたに違いない。

しかし、いつまで体が持つかな？

息子がレンジしている音が聞こえる。
食べた食器はちゃんと食洗器に入れたかな？
２階に上がってゆく音が軽い。
気分は悪くないのだろう。

私が居なくなったら息子は誰とも話さないで
こうやってもそもそひとりでご飯を食べるのかな？


眠れない夜はとりとめもなく思考が
　悪い方へ～悪い方へ～

２階からも眠れない物音が時折聞こえてきた。
なんとなく疲れが取れない夜が明けた。

よし！リゲイン飲んで２４時間戦いますか

今夜は早めにマイスリーを飲んでしまおう。

研修費自前のひとぉ～手を挙げて

今年からケアマネ１年生は３３時間必修の新任研修が義務付けられた。
３３時間を５日に分けて業務の合間、合間に受講する。
相当きつい。

公務員の時は研修に行くと出張手当が付いていた。
前の職場某市社会福祉協議会も市外へ出ると手当てが加算されていた。

我が民間居宅介護支援事務所は出張にかかる交通費や研修費用は出してもらえる。
今日、講師が聞いた。

　『今日の研修費１００００円自分で払った人？』

５日分の受講料前払いで１万円だ。
回りを見渡せば

　びぇ～　半数の人が挙手している。

この研修を受けないと仕事させないよと
お国がお決めあそばした研修なのだ。
これ受けないと働けなくなるおそれがあるのに自腹とは！

ケアマネ７つ道具のひとつ

　『会社のでなく個人のケイタイを使っている人？』

やっぱり半数が挙手。
半分は外回りみたいな仕事にケイタイは必需品。
ないと仕事にならないだろう。

う～～ん　これの自前組が半分。

ケアマネが働いて事業所に収益となるのは介護報酬のみ。
ここまで処遇が悪いのは介護報酬では
人並みな雇用が出来ないと言うことだろう。

ちなみに本日研修会場は県の建物。
この建物内で働いておられるお歴々は公務員さまであらせられる。
駐車場で係りの人に、とうせんぼされた。

　あの～ぅ～あそこ空いているんですが？

　あれは職員用です。
　向こうに借りてありますから回って下さい。

前の職場も公共の施設内にあったが、
大人数の来客がある時は職員が遠くの臨時駐車場へ
出勤用の自家用車を移動し
お客様に駐車場を使ってもらったものだ。

かつて大型ショッピングセンターでパート店員の経験もあるが
従業員駐車場はどんでもなく遠くにあった。
近くはお客様用でございました。

介護報酬の低さと公務員さまの世間離れした意識に
講習と無関係な憤慨を覚え

疲れが倍加した１日だった。

あぁ～１日分の講習が終わり、
研修でしわよせた仕事が明日ドカッと待っている。

今宵、
合気道に出かけた息子が平安、安寧な気持で帰ってくれる事を
願いつつ、帰ってくるまで

せめて、ぼけらっとしておこう。

初有給休暇get （残り１０－１＝９日）

休めば欠勤。
息子の状態が悪くなりませんように、休むようになりませんようにと
案じて、
自分が帯状疱疹になって欠勤してしまったっけ

給料明細に怠勤とチェック。
日給計算で日数分差し引かれ、しかたないけど
気持良くはなかった。

やっとやっと
半年経った９月２３日から一年分、
わずか１０日の有給休暇が付いた。
こんなに早く取る予定はなかったんだけど、
一昨日、新聞で自閉症の親御さんの講演の記事を発見。
講演者の名に覚えがあった。

趣味の会のメールリンクから、
やがて個人メールのやりとりを数年前にしていた人と同姓同名。
住んでいる県も同じ。
違うかな？そうかな？
とりあえずメルアドがまだ有効かどうか不安だったけれど
メールで講演会の真偽を確かめた。

やっぱり彼女だ。
親の会もいっしょうけんめいされている人だった。
県外からわざわざ当地に来られることも稀だろう。

講演会にいきたいなぁ～
仕事だなぁ～

仕事は実際、山積みで休むと自分にしわ寄せがくるだけ。
休暇は１年でたった１０日。
病気にもなるし、
今から使ったら何かあったら足らなくなるよ。

あれこれ迷って、
昨日の帰り際に家で書き込める書類は
カバンに突っ込んではみた。

いつ何が起こるかわからない。
今日、彼女に会うチャンスを逃したら、
もし今日、私の命が尽きたら
なんだかとても、心残りにちがいない。

そんなもやもやがいっぱいに広がって～

えい！初有給休暇。
上司に電話してしまったゾ。

『休みます』

お返事は『ハイ、どうぞ』
自己責任の境域だもんね。あっさり受理されました。

人生、一期一会。
出来る時に出来る事を。
なぁ～んて、
短慮せっかちな性格は
毎度、駆け出してはスッ転ぶ。

馬年うまれなんで、ぱっかっぱっか走るのかな？

講演会場の目と鼻の先に息子のかかりつけ病院がある。
ついでに今、飲みたがらない薬について聞いてきて、
自分のために安眠の薬も相談してこよう～

庭の草抜きまで、
ちょっと息子の見送りに、猫を抱いて庭に出たとたん、
気になってはじめてしまい…
講演会のために休んだことを忘れそうな気運。

　脳が目の前のことしか認識しない。

う～～む
認知症検査をするとどうもおそろしい事実が出てきそう。

今日の予定を思い出しただけ
まだ、もう少し大丈夫かな？
先の心配もそのうちしなくなるのかも？
そう言えば、最近先取り心配が少なくなったのも
脳の老化か？？？

バカ言ってないで
さぁ～出かける仕度しよっと

腹を割らない人

私の性格からして、
うじうじとキレイごとに始終する人はスキになれない。

総理安陪くんは
どうして書いた物ばかり読んで
自分の言葉でしゃべらないのだろう？

おまけに核心をぼかして、つっこまれない防御姿勢。
おない年だけど、
総理になる前より
すんごいオジンに見える。

狡猾にだまそうと言う姿勢はみにくい。

職場にも居るんだなぁ～
腹を割らない奴。

口を開けばヨイショ節。
みえみえのヨイショはされるとムカムカしてくる。

私はいつも
自分の大バカぶりをおもしろおかしく話して
ヨイショへのつばめがえし戦術。
ドジネタは毎日更新してるから、ネタには困らない。
うぅぅぅ・・・自慢にならない

この人が私にもう攻撃してきた時があった。

　私じゃありません！
　私は触っていません！
　私はまったく知りません！

あるべきところにある書類がなくて
知らない？と聞いただけなのだ。

彼女担当地区の役所への提出申請書類だから聞いたまで。
ないのなら私は取りに行くつもりでいたから
どっと疲れた。

自分にかかる火の粉はちいさくても
必死ではらって生きてきた人なんだろう。

彼女も私とおない年。
幼い子をふたり抱えて離婚。
男の子と女の子。
男の子は息子と同じ年で
女の子は遠方就職して家を出ている。

息子は高校を登校拒否、中退。
今も定職につけないでいる。

障害がある息子の居る私と
えらく似た家族構成なのだ。

私がそう言うと
彼女はいつもこう言う。

　『貴女にはご主人の愛（遺族年金）があるじゃないですか』



遅あがりのヘルパーさんと休憩室でふたりっきりになった。
彼女も離婚して高校生の子持ち。
アパートで内緒でワンコを飼っている話から
ついつい過ぎた苦労話がはじまった。

　お互いどろ水飲んできたよね。
　今も楽じゃないけど
　だけど職場にはもちこまないで
　バカ言って笑ってたい。

ちょっとめヤンキーぽいヘルパーさんで
おいおい大丈夫？
と、最初思ったけれど、
利用者さんへの声かけの上手さには脱帽。
相手の痛いところが
ちゃんとオブラートに包める話術がとっさに出る人だった。

３０代半ばの彼女といつかタメ口で
畳休憩室に一緒にころがってしゃべって居た。


そこにヨイショの彼女がポットの湯を取りに入ってきた。

　おくつろぎのところ申し訳ありません


裃とって腹割って、過去に痛い目にあってる人かな？
同じ苦労して、身を守る術ばっかり身につけた人に見える。

彼女はケアマネの副業に各種訪問販売をしている。
浄水器に化粧品、ダイエット食品、保険・・・
うっかり親しげに話すと
営業でつけいれられそうになるから
みんなそこそこガード張って接する。
その辺りがお互い腹割れない関係にしかならない原因？
と、ふと思ったりもする。

そうです。
今の職場が絶対安泰で、薄給でなければ
彼女は副業が辞められる。

でも、ヘルパーさんはまだ安い賃金。
副業なしで女ひとり子育て組は何人もこの職場に居る。

そう言えば、
彼女は金、金、金とよく言うなぁ～

遺族年金を『愛』と言った人もはじめてだ。

　あれは愛なのかな？
　本人と交換できますか？
　できるものなら…



　衣食足りて　名誉職のうそっぽい総理と
　　衣食足らそうと　努力の小市民と

どっちも腹を割らない人は気色悪い。
肌合いが合わないわ～

空高くパクつくむすび旨すぎる

正午、訪問宅から事業所へ向けて車を走らせていた。
空はおもいっきり蒼い。
ちょうどバックには職場に下ろし忘れた弁当、水筒が入っている。
道をちょっとそれて港の見える丘公園へ。
丘になっている公園のてっぺんには
海を臨む大岩や吾妻屋があったはず。
駐車場にはけっこう車が停まっている。

公園のてっぺんまで歩こうと思ったけど、妙に疲れを感じて挫折。

弁当を広げる適当なベンチ、木陰には
ゲッツ！おっさんが多い。
と言うか
女は私ひとり・・・
作業着の人、営業っぽい人、みんな働くおじさん達なのだ。

これだけ良い天気。
考える事は同じらしい。

むかしむかし、園児を伴って遠足に来た。
こどもたちに大人気のあの滑り台はどこだろう？
子供と同化しておっかけっこした記憶もある。

草ぼうぼうの中でペンキがはげている滑り台があるにはある。

あれから３０年。
周りの木々が育って、滑り台が低く見えて分からなかった。

今の子たちは公園で遊ばないのだろう。
草が生え放題。
公園の主役のすべり台だったのに、
今は
誰も踏んでくれない地面。
誰も駆け寄らないすべり台なんだねぇ～。

ちょうどラッキーな
本当に港が見える場所が空いていた。
残り物ばっかりの弁当がやけに旨い。
天高く横に成長する秋が来た。　　

肩こりこり。
う～～んと背伸びをする。

わ・た・し
だんだんおっさん化していないかな？

紅引きなおして
午後の部へいざ出陣。

　休憩の区切りに気合紅を引く

精神障害者へのホームヘルパー派遣

ヘルパーで統合失調症と発達障害の診断を受けた子の母親でもある友人が
気になることを言っていた。

いままでは精神障害者へのホームヘルパー派遣は
研修を受けた人しかすることができなかった。

その研修自体も半日及び１日の講義と
半日及び１日の作業所かデイケア-等で実習のみ。
実際に受けて、こんなもんで大丈夫なの？と不安だった。

それがホームペルパー２級の資格習得課程に含まれることに
なってなくなる方向らしいと。
つまりはどのヘルパーさんもＯＫになるらしい。

 kururuさんの『なんとなくしあわせ』に

ホームヘルパーの始まりと

現在の利用状況が書いてあった。
う～～ん  友は重ねて言った。　
今でもウチへ研修済みヘルパーさんに来てもらうのは不安なのに。

今、精神障害者への派遣はどんどん増えている。
そして、ひとくちに精神障害と言っても多種多様。
発達障害者も手帳を持っていれば同じ扱いになる。

研修で聞くのは主として統合失調症の人なのだ。
その上にこの障害は毎日同じ状況ではいないし、
人と馴染むことに大きな障害を持っているのだ。

常識のものさしを捨てて
まっさらな気持で利用者さんの気持ちを推し量ることにできる
そして状況判断のできるヘルパーさん全国で何人いるんだろう？

私が在職中のこと。
ある統合失調症の人の所へ彼女ともう一人が派遣になっていた。

その一人は自分の思いで突っ走る人で、
なかなか人の思いに至れないタイプ。
派遣先でまったく話をしてもらえないと嘆いていた。
彼女の訪問日は休んで欲しい連絡もよく入った。

一方で、子に障害を持つ友は
よくその人と話し要望と派遣時間の兼ね合いがむつかしいと言っていた。

どちらが利用者の意に叶った仕事をしていたか
人柄だけでなく、
この手の障害は毎日接している家族でないと
対処の仕方の会得はむつかしいのかもしれない。

ヘルパーさんに場数を踏んでもらうしかないが、
ちょっとした事でキズつきやすい人々に
失敗ヘルプは許されない覚悟を持って仕事をしてほしい。

ヘルパーさんの報酬もチープな訳であんまりなことは望めないし、
定着率も悪い仕事だし…

この辺りも器つくって魂入れずの行政仕事か？

 

（余談）

私自身の研修の実習についての記事を探して貼り付け作業…
う～～ん。去年のことなのね。
すっかり仕事もかわって、自分のことながら私って？？？
来年は何してるんだろうな？

とてもリフレッシュにならない・・・

本の注文は中止。つかれました。
データが多すぎて４冊を超えてしまう。
だらだらと書いたねごとは『ねごと』ってことで。
性格的にまとめると言うのも向かないらしい。

挫折、頓挫

一冊が５０００円を超えてしまう。
考えてみたらコンビニのコピーでも１枚１０円。
４６０枚×１０円
納得のお値段です。

電車男の本をぱらぱら立ち読みしたけれど、
横書きにどうもなじまない。
ブログ言葉は短いセンテンスでぷちぷち切れて
形態は詩のようで
私の文章は牛のよだれのごとく長く…

できあがり画面にも違和感がありました。
２万円以上の出費は惜しい。
ブログはブログってことで、
自分でデータ管理しとこっと。
そろそろＰＣが
プチッと真っ黒画面で壊れてしまいそうな予感がするし。

自費出版とかする人がものすご～～くエラクみえる。

徒労の時間の浪費
こんなこともありでしょう。

しかし
息子はよく寝る。本日、彼も休日。
自閉症の睡眠時間の長さは
生きていることのしんどさの代償かしらん？

ブログ開設２年経過

おひまつぶしのワンクリックから出来たブログ。

はじまりの2004.9.24～ここらで区切りと
ブログ出版局で一冊の本にしてもらうと

注文したら、
ページ数制限を2005.5.29途中でページ数を超えてダメよ。
データを減らせとメールが来た。

全部本に落としてもらおうとおもったら、
４冊くらいになるのかな？

確かに毎回、長い。
反省しつつ、世界にたったひとつの本、注文しとこっと。
オレンジ縦じまの表紙にしよう。

飽きやすい私にしては続いている。
たった２年だけど、いろんなことがあったし
こうして記録しているから、
これからどんどん記憶落ちしていっても
ちゃんと形にして残せる。

昨日、職場を去る時、デイサービスのカウンター壁に
千羽鶴がぶら下がっていた。

　『あの～ぅ～これって前からありました？』

昼頃に
予防介護の煽りをくって来れなくなった人が
記念に持ってきてくださったモノだと聞いて安心。
前からあったのに見覚えがなかったらと、
一瞬、ぞっとした。

　長谷川式認知症検査…私がもし受けたら
利用者さんより低い点が出そうでこわ～～い

こう言う蛇足をいっぱい書きたくなるから毎度記事が長い。
反省した記憶があったような？
ないような？

横で餌をはやばやもらった猫が大いびきで寝ている。
１０月１日。雨。休日。
まず、本の注文をしてから
何しようかな？
リフレッシュ。リフレッシュ～