進行性核上性麻痺と闘った父とその家族の記録

進行性核上性麻痺と診断され6年2か月。89歳まで闘い抜いた父、それを支えた家族の記録。

米寿の赤ちゃん

2010-12-29 09:52:24 | Weblog
昨日、母と主人と三人で父のところへ行きました。

お風呂の後だったらしく気持ちよさそうに眠っていました。
先日、定例の病状説明会があり、その時に主治医のk先生の言葉に私はものすごく気持ちが楽になりました。

父と会話ができないこと
これに対して先生は、
「赤ちゃんはしゃべれないけど、あやしたりさすったりなでたり…心が通じないって思わないよね」

そうです!!
私が赤ちゃんの時に父にしてもらったように、今度は私が父にそうすればそれでいいんだ!!


ハンドクリームを手足につけてなでてあげました。
背中に手を入れてつぼを軽く押しました。
首筋も・・・

気持ちよさそう~



で、来年年が明けたら、米寿だね!ということで、父に「米寿だよ!!」というと、
しばらくして、表情が変わりました。

感激したような顔つきになりました。


この状態の父に米寿のお祝い、何をしたらいいんだろう??
口からは何も食べれないし、病院着を着てるし…




一日考えたけど、
やはり、家族全員で顔をそろえてお祝いに行ってあげることかな。。。

米寿のお祝い、「黄色のちゃんちゃんこ」は調達中♪


これ持って、みんなで一緒に父のところへ行こう!!!

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