進行性核上性麻痺と闘った父とその家族の記録

進行性核上性麻痺と診断され6年2か月。89歳まで闘い抜いた父、それを支えた家族の記録。

ごめんね・・・

2011-02-17 08:15:19 | Weblog
母に「天気もいいし午後病院に行ければ、夕方には迎えに寄れるよ」と朝のうちに電話してみました。


こんなことでもないと母は自力では父のところへ行くことはまずないのです。


腰が痛く、ついつい動かなくなってきた母
家からバス停まで歩いて、バス停から病院まで。

天気が昨日みたいによければ、片道はなんとか・・・
そんな最近の母のことも心配です。


そうは言ったけどどうしただろうかと思いながら仕事をしていると、
午後電話がきました。
「病院に来てるから寄ってね」と。

普段は、誰かに連れて行ってもらうので、気を使って長時間は病院にいません。

昨日は、ゆっくり父のそばにいることができたようです。



母だって、本当は家で父を看たいと思ってます。
父に何かしてあげたいと思っています。


でも、年齢&体力的に無理なのです。

3年前までは母が看ていました。病状が進むにつれ、限界でした。。。


今の病院は、とっても良くしてくださいます。
何一つ不満はありません。


でも、同じ病気の患者さんを在宅介護しておられる方の様子をお聞きすると、
ちょっとうらやましい気がする。ちょっと後ろめたい気がする。




それが正直な気持ちです。


「おとうさんごめんね・・・」
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