進行性核上性麻痺と闘った父とその家族の記録

進行性核上性麻痺と診断され6年2か月。89歳まで闘い抜いた父、それを支えた家族の記録。

新しくブログ始めました

2007-08-15 16:18:52 | Weblog
食のアトリエ beneのブログの、カテゴリー「介護」から独立しました。

最近、本来の目的と違った方向の父の介護のことばかり書き込むようになってきました。 とても気になっていました。

これからは、父のことはこちらに書き込んでいこうと思います。

読んで下さっている方から、声をかけていただいたりして、皆様にご心配をおかけしていますが、これからもよろしくお願いいたします。

以前の記事をご覧いただく場合は、「食のアトリエ bene」で。

さて、父は、入院して10日が過ぎました。
一度熱は下がったのですが、2日前からまた微熱が続いています。
昨日は、MRIの検査がありました。
まだ結果は聞いていませんが・・・

鼻腔から、栄養剤を入れています。
この病気の特徴のひとつで、やや上を向いた角度で首の硬直があり、口がしっかり閉じません。なので、口の中が渇くと思いますが、誤嚥性肺炎の危険性が大きいので、口から入れてあげることができません。
昨日は声が出て、たぶん「帰る…」と言ったと思います。

帰りたいよね…

今日帰省中の娘と話したのですが、この病気とわからぬままの数年間。
今思うと、それでよかったと思います。
治療法のない難病とわかっての月日は辛すぎる。
父の場合、わかってからはまだ4か月です。
わかった時はすでに父が調べ事すら出来る状態ではありませんでした。
それでよかったと思います。
病名が分かったことで、現状に納得はしました。

まだ、話ができる頃に娘たちに言っていたようです。
「思い残すことのないくらい、したいことはした」と。
でも、100まで元気で生きると言っていた父ですので、この病気にならなったら…と、つい思ってしまいます。

病院に行きたいような、見るのがつらくて行きたくないような…
複雑な気分です。

ですが、これからやっぱり行ってこようと思います。
父は私たちが言うことは聞こえてわかっています。
誰が来たのかも。



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