進行性核上性麻痺と闘った父とその家族の記録

進行性核上性麻痺と診断され6年2か月。89歳まで闘い抜いた父、それを支えた家族の記録。

一時帰宅

2009-02-15 17:03:14 | Weblog
父の一時帰宅・・・在宅時間一時間
去年のお正月の外泊から、1年2か月ぶりの我が家でした。


介護タクシーで病院から看護師さんと介護士さんのお二人が同行してくださり、実現しました。

玄関の数段の石段を4~5人でリクライニング式車いすに乗ったままあげました。

家の中は、バリアフリーにしているので、そのまま移動。

床の間での、着物姿の父。
いい感じでした!元気なころの父のまんま。似合ってました。



まずは、あの梅の木を見せました。


泣くこと泣くこと・・・


みんながもらい泣き・・・



やっぱり家に帰ってきたことがわかるんですね!
あちこち見回していました。

病気の進行で、頭が後屈しています。眼球も上下運動は難しい。
下が見れません。

目の高さまで持ち上げて、次は父が一番大事にしていた「五葉松」の盆栽。



やっぱり・・・
でっかい声を出して泣きました。


しばらくしてから、皆さんにお茶を出すとき、父には「焼酎」
誕生祝いだよ~

これはいい顔していました。
でも目には涙が・・・


娘たちもみんな来ていたので、そこにいるみんながなんだか感動しました。

春になったらまた帰ろうね~


在宅時間はわずか一時間だったけど、とってもいい時間が過ごせました。





私たちの自己満足時じゃないよね・・・



こんなにしてくれる病院に感謝感謝です!
途中で1回吸痰してくださいました。血圧も。
看護師さんも写真をいっぱい写して帰られました。
父が大事にしている盆栽の写真も。
他にも・・・

ありがとうございました!!!
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