進行性核上性麻痺と闘った父とその家族の記録

進行性核上性麻痺と診断され6年2か月。89歳まで闘い抜いた父、それを支えた家族の記録。

85歳の誕生日!

2009-02-19 20:56:29 | Weblog
今日が父の85歳の誕生日でした。

誕生日に誰も行かないのはかわいそう・・・
私だったらさみしいな~と思って、お昼休みに、母を迎えによってから病院に行きました。

そしたら・・・
娘から、実家にメロディ電報が届いていました。

母は、それを持ってバスに乗って行こうかと思っていたようでした。
だから、迎えに寄るよと電話をしたら、ものすごく喜んでいました。

行くと父は風呂上がりで、まだ赤い顔をしていました。

まずは、メロディ電報
星に願いを…




メロディーが流れてると黙って聞いてます。父・・・


看護師さんにたまにメロディーを聞かせてくださいって、言ったら、
きっとかけすぎて、電池がすぐなくなるかもよ~って。。。


本当にいい看護師さん達です。


今までも、持って行ってる懐メロCD「リンゴの唄」などをかけてくださってます。

そしてそして、もう一つ!
父は、胃ろうのチューブを抜いた前科があるため、動く手にミトンをしていました。

今日来たら、白い薄手の手袋をして、こんなかわいいわんこを握りしめてます。



聞けば…

大丈夫そうなので、ミトンははずしたと。
でも握りしめた時に爪が食い込むので、薄手の手袋をしてるって。
で、手袋にこのかわいいわんこが縫い付けてありました。
何か握ってると安心してる。
手から離れると自分では握れないので。

絶対ミトンよりいいと思う。

抑制用のミトンは見ててもかわいそうな気がしていましたが・・・
これなら。。。

わんこの耳も、ちぎれないようにしっかり縫いつけてありました。


本当にこの病院の心遣いはありがたいです。



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2 コメント

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Unknown (eri)
2009-02-20 08:35:08
まずは・・
お誕生日おめでとうございます!!

>きっとかけすぎて、電池がすぐなくなるかもよ~って。。。

あぁ。その言葉は、きっと本当にやろうと思っているから出てくる言葉なのだと思います。
いいスタッフに囲まれていますね

わんこの手袋も・・

なかなかできないと思います

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いいスタッフ (bene)
2009-02-20 09:04:57
eriさん

ありがとうございました!!!

>その言葉は、きっと本当にやろうと思っているから出てくる言葉なのだと思います。

そうかそうか・・・
本当にありがたいです。

安心して家族はお願いができています。

わんこの手袋も、感動しましたもん。
あの抑制ミトンって、家族には辛い。
ずっと付き添いができたら、付けなくてもいいのにって。
行くとすぐはずして、帰る時またつけて。
そのつける時の辛さ…

だから、このわんこ手袋、うれしかったですよ。


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