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首相、反日牙城に無言の圧力 演説好感触…米西海岸へ

2015-05-01 09:10:46 | 日記

 

 訪米中の安倍晋三首相が訪れるカリフォルニア州は慰安婦をめぐる謝罪要求や慰安婦像設置など韓国系、中国系住民が反日攻勢を強めている米国最大の「歴史戦」の舞台だ。首相はこの地に乗り込み、不当な主張を米国民に浸透させようとする一部の動きに無言で圧力をかける“静かなる歴史”に挑む。

 首相はこれまで「歴史修正主義者」というレッテル貼りを受けてきた。オバマ政権内にもそうした見方が広がったこともあったが、韓国や中国の異様な反日攻勢が次第に米国内の不信感を買うようになり、首相への誤解も解かれつつある。

 それは首相が4月29日に行った米上下両院合同会議の演説で目に見える形となった。 首相は演説で、先の大戦の硫黄島での戦いに参加した元米海兵隊中将と旧日本軍を率いた栗林忠道大将の孫、新藤義孝前総務相を紹介した。傍聴席の2人が握手を交わすと議員らは大きな拍手を送った。首相は演説直前にワシントンの第二次世界大戦記念碑に立ち寄ったことにも言及。総立ちの拍手を受けた。

 約45分の演説中、議場のスタンディングオベーションは14回にのぼった。歴史を直視し、その上で未来志向の関係を重視する首相の姿勢が好意的に受け入れられたからだ。

 オバマ大統領もその姿勢を認めている。4月28日の首脳会談は2時間近くに達したが、両首脳が歴史認識に触れることはなかった。
 「あす演説があるんだよな。期待しているよ」。大統領は首相にそう語りかけた。首相を「歴史修正主義者」とみなしていれば、そうした言葉は出てこない。

 有力議員が演説を好感をもって受け止める中、慰安婦問題の日本非難決議を主導したマイク・ホンダ議員(民主党)は「首相が慰安婦に対する旧日本軍の組織的な残虐行為の責任から逃れ続けようとしているのは衝撃的で恥ずべきことだ」とコメントした。

 ホンダ氏を選出したカリフォルニア州で、首相はフェイスブック本社などの企業訪問や財界人や日系人らとの交流を予定している。反日的な主張に反論する行事はない。

 首相は30日放映の日本テレビ番組で、演説について「ずっと『先の大戦の痛切な反省の上に今の日本の繁栄がある』と言ってきた。正しく報道されていない。新しいことを述べたのではない」と淡々と語った。

 ワシントンで多くの米国民を引き寄せた首相が同州に足跡を残し、「無言」の抗議をする-。そのとき今回の訪米外交が結実する。(ワシントン 峯匡孝)

(2015.5.1 05:00更新 産経)

 

 


 合衆国の州のうちでは最大の人口を誇り、大統領選の選挙人数も最多である。ブラジルのサンパウロ州に続いて南北アメリカ大陸で2番目に人口の多い行政区画である。カリフォルニア州が1つの国であるとすれば、GDPではイタリアに匹敵する第10位である。人口でも第35位、国土では第59位になる。(日本の国土より大きい)。

 カリフォルニア州では一部地域の分離・独立の試みが繰り返し行われており、1800年代から2011年までに少なくとも27回が失敗に終わっている。

 

<参考>東京都 6,106.43 石川県 276.02  最上位(1位)は、野々市市の3,826.3人/km2 2位は、内灘町の1,321.2人/km2、 3位は、金沢市の988.4人/km2。 最下位(19位)は、穴水町の53.1人/km2

 

(ウイキペディアより)

 

<雑感>

アメリカ西海岸をグーグルマップで歩きたい気になった。