気の向くままに

終着はいつ、どこでもいい 気の向くままに書き記す

嫌われる韓国

2015-05-11 09:32:52 | 日記

  今年の大型連休は、曜日の並びも良く、北陸新幹線開業ブームも手伝って連休中、JRの利用者は前年より9%も増えた。航空各社の国際線も大いににぎわったが、ただ一つ人気がなかった行き先がソウルだったという。

 ▼NHKが、韓国KBS制作のメロドラマ「冬のソナタ」を地上波で放送し、大ヒットを飛ばしたのはわずか11年前。深夜帯にもかかわらず、最高視聴率は20%を超え、「韓流」ブームを巻き起こした。ソウル行きの便は女性客であふれ返り、日本のテレビ番組には整った顔立ちの美男美女が海を越えてどっと進出した。

 ▼それもこれも今や幻となり、影も形もない。3年前の夏、先代の大統領が突如、竹島に上陸し、天皇陛下に過去への謝罪を要求するに及んで、「韓流」熱に浮かされていたおばさんたちが正気にかえってしまったのである。

 ▼慰安婦問題を解決しなければ日本の首相と会わない、と言い張る朴槿恵(パク・クネ)氏が大統領になると、事態はさらに悪くなった。今度はソウル市が慰安婦像を市内に建立すると発表した。
 ▼ソウル市は、日本人が観光にこなくても某高級ホテルで閑古鳥が鳴こうとも大したことはない、とお考えだ。韓国のお偉い方々は、庶民の生活を度外視しても日本の足を引っ張るのがお好きなようである。

 ▼ユネスコの世界遺産登録が確実となった「明治日本の産業革命遺産」に言い掛かりをつけているのもしかり。戦時中、朝鮮人も動員された炭坑があった「軍艦島」など7施設が「遺産」となるのが、ケシカランのだとか。「過去の歴史も忘れないで」とクギを刺しておけばよいものを、「責任はすべて日本にある」と叫ぶから嫌われる。過去しか見ない隣人とは、なるべく付き合わない方がいい。

【産経抄】5月9日