世界史こぼれ話 1 価格:¥ 275(税込) 発売日:2000 |
今日の午後、三谷幸喜脚色の人形劇『新三銃士』の、1~5話一挙放送があったので観ました。
私以上に母が喰いついていました。
というのも、母はずっと昔、まだ私や弟が小学生だった頃、風邪で寝ていた弟に『三銃士』を読み聞かせたことがあったのです。
もちろん子供向けの簡略版ですが、忙しかったので最初の方をちょっと読んだだけで、尻切れトンボになってしまったそう。
それで母自身、続きがどうなったか気になっていたとか。(私は自分で最後まで読んだ)
でも、私も懐かしかった!それに、私はわりと悪女キャラが好きなのですが、その原点はこの『三銃士』に出てくるミラディーか?!と思ったりしました。
(そういえば、この物語の原作者、『岩窟王』でも有名な稀代のストーリーテーラーデュマは、大デュマ、デュマ・ペールのほうですね。小デュマ、デュマ・フィスの息子の方は、『椿姫』の作者。欧米の人って、平気で息子に自分と同じ名前を付けることがある、というのを小学生の私が知ったのも、この物語がきっかけだった)
デュマは強心臓の人で、盗作で訴えられた時、訴えてきた相手に平気で“おまえが書くより、俺が書いた方が面白い”と言ったというエピソードを読んだことがあります。
盗作はいけませんが、何となく憎めない。物語を面白く語ることに長けていたこともうかがえます。
『新三銃士』、母とともに楽しみに見たいと思っています。
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