あめふり猫のつん読書日記

本と、猫と、ときどき料理。日々の楽しみ、のほほん日記

秋の新番組 その2

2009-10-21 00:25:11 | テレビ番組

成熟へのジュエリー 成熟へのジュエリー
価格:¥ 1,890(税込)
発売日:1997-11
今日、いや、もう昨日になってしまいましたが『リアル・クローズ』の2回目を観ました。

1回目は見逃したのですが、『プラダを着た悪魔』にインスパイアされた作品なのかな?と思っていて、ちょっと興味あったので。(違うかもしれない)

でも、実は『プラダを着た悪魔』の方も見逃したので(私は基本映画は劇場派^_^;)かなりふわっとした話なんですけれど。

そちらの映画に興味を持ったのは、メリル・ストリープ演じる強烈な女性上司のモデルになったのが『アメリカン・ヴォーグ』の編集長、アナ・ウインターだと聞いたから。

アナ・ウインターの名を最初に知ったのは、この、『成熟へのジュエリー』の、“氷の世界に生きる”という章でした。

(このエッセイの中では、彼女の名前の表記はアナ・ウイントゥアー)

少し話は脱線しますが、私はたいがい自分の容姿を《中の中》と思っていました。(じ、自分に甘いので)そして、人並みにもっと綺麗になりたいとか、美しく生まれるってどんな気持ちだろう、という憧れもありましたが、ぬるま湯につかるように、現状に満足する気持ちもありました。

と、いうのも、美しい人は並の人間より得をすることもあるだろうけれど、もっと厳しい世界に生きているのではないか、と思っていたからです。

優れた運動能力を持ったアスリートや、才能あるアーティストを人は羨むけれど、努力や鍛錬が必要なことは容易に想像がつきます。美しい人も、それは同じではないかと思った。必ずしも幸せでないこともある、とも心のどこかで感じていました。

それをはっきり肯定された気がしたのが、この本のアナ・ウインターを描写する文章でした。

“彼女のみならず、ファッションショウで出会う外国人ジャーナリストは美しい人が多い。(中略)ファッション界は、外から見るよりずっと古い体質で、男尊女卑の根強い二重構造になっているのだ”

“どんなに流行が変わろうともクチュールスーツにパンプスというスタイルを決して変えようとしないことに、私はこの人なりの厳しい覚悟を見る。自分のスタイルを貫くファッションのプロとしての矜持を見る。ひとつ間違えば成金的になるほどのゴージャス趣味も、何十年と変わらぬボブの髪、痩せぎすの体、そして生まれながらに身についた品格によって見事にクールダウンされている。たとえその美しさが、彼女を幸福そうに見せなくても、彼女にとっては、これが等身大なのだ”

この文章を読んだとき、私は軽く打ちのめされました。そのショックが、仕事が出来て当たり前、なおかつ女としても愛されねばならない厳しい仕事社会へのものだったのか、それとも、“美しいけれど、幸福ではない”ということそのものへの感情だったのか。それは自分でも分かりませんでしたが……。

ところで、ドラマは、最近お洒落やらファッションやらに対する情熱が無くなっている身としては、また別の軽いショックがありました。

美しいことにプライドと覚悟を持って生きる人たちより、はるか下層の世界にに生きている身ではありますが、少しでも綺麗になりたい気持ちはやっぱり必要かも……と思わされた1時間でした。

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秋の新番組 その1

2009-10-17 23:46:13 | テレビ番組

世界史こぼれ話 1
価格:¥ 275(税込)
発売日:2000

今日の午後、三谷幸喜脚色の人形劇『新三銃士』の、1~5話一挙放送があったので観ました。

私以上に母が喰いついていました。

というのも、母はずっと昔、まだ私や弟が小学生だった頃、風邪で寝ていた弟に『三銃士』を読み聞かせたことがあったのです。

もちろん子供向けの簡略版ですが、忙しかったので最初の方をちょっと読んだだけで、尻切れトンボになってしまったそう。

それで母自身、続きがどうなったか気になっていたとか。(私は自分で最後まで読んだ)

でも、私も懐かしかった!それに、私はわりと悪女キャラが好きなのですが、その原点はこの『三銃士』に出てくるミラディーか?!と思ったりしました。

(そういえば、この物語の原作者、『岩窟王』でも有名な稀代のストーリーテーラーデュマは、大デュマ、デュマ・ペールのほうですね。小デュマ、デュマ・フィスの息子の方は、『椿姫』の作者。欧米の人って、平気で息子に自分と同じ名前を付けることがある、というのを小学生の私が知ったのも、この物語がきっかけだった)

デュマは強心臓の人で、盗作で訴えられた時、訴えてきた相手に平気で“おまえが書くより、俺が書いた方が面白い”と言ったというエピソードを読んだことがあります。

盗作はいけませんが、何となく憎めない。物語を面白く語ることに長けていたこともうかがえます。

『新三銃士』、母とともに楽しみに見たいと思っています。

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いなくなってしまった。

2009-10-14 23:20:32 | 本(ミステリ・本格、パズラー)

犬はどこだ (ミステリ・フロンティア) 犬はどこだ (ミステリ・フロンティア)
価格:¥ 1,680(税込)
発売日:2005-07-21
いなくなったのです、犬が。

と、いっても本当の犬ではありません。

職場の先輩が作ってくれた、ビーズ細工のダックスフント。ストラップになっていました。

それを、私は名札に下げて2、3年ともに過ごしてきたのですが、最近、ストラップが切れてしまいました。

“あ、落ちた!”と思って、拾ってポケットに確かに入れた、と思ったのです。

ところが、家に帰ってジャケットのポケットを探ったら、犬は忽然と消えていました。

無意識にバッグに入れ直したのかも、と思ってバッグの中身も全部出してみましたが、やっぱりありませんでした。

ちょっと泣きたい気持ち。せっかく作ってくれた先輩にも申し訳ないし、長い間一緒にいたので、ダックスフントにも情が移っていたので。

上記の本のタイトルが頭にちらつきました。

(さ、探してほしい……(p_-))

未読ですが、最後まで読むと、このタイトルの意味が効いてくる、ということなので、そのうち読みたいと思っています。

それにしても私の犬、どこにいってしまったのでせう……(T_T)

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受け入れられない名前

2009-10-13 00:41:39 | アニメ・コミック・ゲーム

チーズの時間 1 (芳文社コミックス) チーズの時間 1 (芳文社コミックス)
価格:¥ 620(税込)
発売日:2009-02-16
ときどき、《オーダーチーズ・ドットコム》さんでチーズを買ってしまっています。

自分で食べるのは贅沢だと思っているのですが……(^_^;)

生来好奇心旺盛なので、つい、ナチュラルチーズの世界にちょびっと足を踏み入れてしまった(^・^)

食べたことのないものを食べてみたい、という悪癖もあり。

でも、それでお気に入りをひとつ、みつけてしまいました。

それは“コンテ”!パッケージを開けた時には少しクサイ……と思ってしまったのですが、味は非常に好みでした!ナッツっぽい風味もかすかな渋みも、好き。ただ、イイお値段なんですよね……(p_-) でも、また食べたい。

ところで、そんなこんなでチーズにすっかり興味を持ち、チーズの本も読んだりしているのですが、それでちょっとショックなことが。

“クロタン”という円柱型のチーズがあるのですが、その“クロタン”というのは、家畜の糞のことだとか。

なんで、食べものにそんな名前をつけるのでしょう((+_+))理解できない!

そういえば、食べ物じゃないけど、黒曜石(古代の石器などに使われる、天然のガラス質の黒い石。ケイ酸を多く含むマグマが急速に冷えてできる、らしい)がよく見つかる場所を、地元の人たちが“星糞峠”(ほしくそとうげ)と呼んでいた、というのもショックでした。

黒曜石を星の糞、というのはある意味ロマンティックなのか……?イヤイヤ、受け入れがたい(>_<)

脱線しました。チーズの話に戻りますと、今、懸案事項が二つあります。

ひとつは、上にあげたコミック、チーズについての本を検索していたら出てきて、ちょっと興味あるのですが、面白いのでしょうか。レシピもアリな感じしますが。

もうひとつは、もともとオーダーチーズ・ドットコムさんは贈答用に利用しようと思っていたのですが(まさか高級チーズを自分で喰らってしまうとは。分不相応^_^;)、チーズ好きの友人の誕生日が迫っているので、何のチーズを贈ろうかと迷っています。

彼女はもともとブルサンをよく食べていたから、やはりとっつきやすいフレッシュタイプにするべきか。それとも、多少冒険して、珍しいチーズにするべきか。

只今検討中。月末までに結論を出そうと思っています。

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小旅行へ。

2009-10-12 00:38:17 | インポート
小旅行へ。
連休初日、美ヶ原高原と、尖石縄文考古館にバス旅行で行って来ました。 台風が通り過ぎたのは幸運でしたし、雲は多いが一応晴れました。 けれど、寒かった{{(>_<;)}} 写真は美しの塔ですが、逆光ぎみだと一見廃墟ふう。 尖石縄文考古館では、有名な《縄文のビーナス》がたまたま(?)レプリカだったのはちょっとショックだったけれど、後から見た可愛さと、モダン、と言いたくなるフォルムに感動! 小さなアクシデントもありましたが、貴重なもの見られて嬉しい旅でした。

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