あめふり猫のつん読書日記

本と、猫と、ときどき料理。日々の楽しみ、のほほん日記

ふるさとの味

2010-02-11 19:05:38 | インポート
ふるさとの味
今日は両親が、東京で行われた『北上ふるさと会』に行ってきました。

叔父が語りべとして、岩手の昔がたりを語ったのを聴いてきたのです。

私は勤務日でしたし、行きませんでしたが、母が変わり南部せんべいをお土産に買ってきてくれました。

南部せんべいってご存知でしょうか?米ではなく小麦粉で出来た薄いパリッとしたせんべいなのです。

私が子供の頃は、胡麻とピーナッツくらいしかなかった気がするのですが、最近はバリエーションが色々あるみたいで、イカを以前買ったこともあります。

もう北関東に移り住んでからの月日の方が長くなった母ですが、ふるさとはやはり懐かしいようです。

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蟹とマヨネーズ

2010-02-09 14:37:41 | インポート
蟹とマヨネーズ
以前、片岡義男氏のエッセイとも短編小説ともつかない小品のなかで、気になるエピソードを読んだ事があります。

とある女性と、アメリカの片田舎をドライブする話だったと思います。

町に立ち寄って、食事をとろうとするのですが、どうもいい食堂が見つからない。 なので、スーパーマーケットに行って、蟹の缶詰とマヨネーズを買い、缶に直接マヨネーズを入れ、手持ちの万能ナイフで混ぜて、二人で食べた、というものでした。

かなり荒っぽい料理(?)なんですが、それが妙に美味しそうで、印象に残りました。

物語のなかで、主人公(片岡さん自身?)が、「タバスコをきかすと良かったのだが」と残念がるシーンが確かあり、それも気になりました。 そうか、蟹もマヨネーズも味がマイルドだから、ちょっと辛みをきかすとアクセントになるのだな……。と思いました。

それ以来、蟹缶とマヨネーズのスパゲティーを作る時は、ちょっと辛みを入れることにしています。 今回は、以前買ったかんずりを使いました。

タバスコはもちろん、ラー油や一味も合います。 もっともアメリカのマヨネーズは日本のものと味が違うでしょうから、いまだに小説のなかのカニマヨランチは、幻の味です。

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すこし持ち直しました。

2010-02-06 23:00:45 | ペット

ご心配をおかけしましたが、ウチのあや子、少し元気になりました。

ごはんを食べなかったので、かなり心配しました。

母が、“Nさん(両親の友人)ちのミーちゃんも、ごはんを食べなくなって、そのまま……”とか言ったので、私は年がいもなく“やだやだ!”とあやを抱きかかえました。すると、母は神妙な顔で、“生あるものは仕方ないんだよ”などというし……

とはいえ本当は母も相当心配したはずで、少しづつ回復してごはんを食べたときは、ほんとにホッとしてました。

甘ったれ猫のあやは、ふだんは必ず日に何度も私の膝にのりますし、触られるのを嫌がったこともないのですが、今回は違いました。

静かにひとりで寝ていて、触られるのは少し嫌そうだったので、そっとしておきましたが、明らかに普通じゃない!と思えて、気がかりでした。

でも思えば、あやも春には18歳なんですよね。弱ってきても、当然かも。

むしろ、18年も家族の癒しになってくれて、ありがとう、と感謝しなければならないところなのでしょうが……。

でも、一日でも長生きしてほしい、と、つい思ってしまいます。

今は、もとの甘ったれに戻って、私の膝にいます

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心配なのです。

2010-02-04 16:37:16 | インポート
心配なのです。
実はウチのあや子、昨夜から具合が悪いのです。 食欲がなく、水ばかり飲んでいます。 母と私で抱いたりさすったりしていました。 大丈夫だよ、そばにいるからね、と言うと、じっと見返してきて、嬉しそうにするのがいじらしい。

でも苦しそうだとこっちもオロオロします。 今日、母が少しマタタビを舐めさせて、ほんの少し元気がでました。 今はストーブの前で静かに寝ています。 持ち直して欲しいです。

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猫たちはみんな、探してる。 『夏への扉』

2010-02-03 17:39:01 | 本(SF・ファンタジー)
夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345)) 夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))
価格:¥ 756(税込)
発売日:1979-05

このところスッキリ晴れなくて猫がご機嫌ななめです。

午前中、母の部屋に陽が少し差し込むのですが、そこで日向ぼっこをするのが、ウチの老猫あやの、ささやかな楽しみなのです。

向かいのお家が増築してから、ウチはあんまり日が当らなくなってしまいまして、差し込む陽は幅が狭く、太陽が動くに従って(厳密にいえば動いているのは地球ですけど)、陽のあたるところも移り変わります。

母のベッドの上に丸くなっているあやを、母や私が、陽のあたるところへ抱き上げて少しづつ移動させるわけです。

(過保護でスミマセン老猫なので)

ところが曇っていると、当然陽は当たりません。あやはそれを確かめてすごすごと居間に戻るのですが、しばらくするとまた確かめに行きます。あきらめるまで、4、5回それを繰り返します

私はそれを見るといつも、『夏への扉』というSF小説を思い出すのです。この小説の主人公の愛猫ピート君は、冬のさなか、どこかに夏へと通じる扉があるはずだと、家じゅうのドアを主人公に開けさせます。

あー、猫ってこういうところあるよねー、と思うし、妙に愛おしい

最近、なんだか小説の方も、読み返したくなりました

なんかこういう懐かしい、なおかつスッキリするSFが読みたい気がします。

あと、『アバター』を観たとき、なぜかこの本を思い出したのですが、

人間の手がまだ触れない (ハヤカワ文庫SF) 人間の手がまだ触れない (ハヤカワ文庫SF)
価格:¥ 840(税込)
発売日:2007-01

どんな小説だったか(短編なのは覚えてる)忘れてしまったので、これもちょっと読み返したくなりました。

私、ブログのタイトルにもしていますが、積読本山ほどありまして、それを減らすのが目下の課題ですが、“懐かし本”というのも、ついつい手に取りたくなったりして

いけないですねところでだいぶ猫から話題はズレましたが、いまあやは私の膝でぐっすり眠っています

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