小諸駅は、しなの鉄道とJR小海線の中継地だ。小海線は、日本で一番の高地を走る。県境の車窓はおすすめです。
改札を過ぎて左手の地下道を目指すと、線路脇にあるレンガ造りの明治を彷彿とする建物がある。
明治時代の鉄道施設。 油庫 明治42年築
このレンガ倉庫は、小諸駅の鉄道施設のランプの灯油を保管するためにつくられた倉庫です。明治時代の客車には電灯の施設がなく、車内の照明はランプのみであり、主要駅には燃料でもある灯油を保管しておく必要がありました。ポイント用の潤滑油も貯蔵しておく必要があり、この倉庫はそうした油類の保管庫として建設されました。(ランプ小屋・燈屋とも呼ばれていました。)引火を防止するために駅舎から離れたホームの端などのに設置されるケースが多く、建築材料としてはレンガが多く用いられました。旧信越本線の長野県区間では、ここ以外に現存しているものはなく、明治期の鉄道史の語り部と言うべき貴重な産業遺産です。信越線、小海線は明治21年に開業しました。線路は大手門の間の城郭(三の丸)を切り離してつけられました。
改札を過ぎて左手の地下道を目指すと、線路脇にあるレンガ造りの明治を彷彿とする建物がある。
明治時代の鉄道施設。 油庫 明治42年築
このレンガ倉庫は、小諸駅の鉄道施設のランプの灯油を保管するためにつくられた倉庫です。明治時代の客車には電灯の施設がなく、車内の照明はランプのみであり、主要駅には燃料でもある灯油を保管しておく必要がありました。ポイント用の潤滑油も貯蔵しておく必要があり、この倉庫はそうした油類の保管庫として建設されました。(ランプ小屋・燈屋とも呼ばれていました。)引火を防止するために駅舎から離れたホームの端などのに設置されるケースが多く、建築材料としてはレンガが多く用いられました。旧信越本線の長野県区間では、ここ以外に現存しているものはなく、明治期の鉄道史の語り部と言うべき貴重な産業遺産です。信越線、小海線は明治21年に開業しました。線路は大手門の間の城郭(三の丸)を切り離してつけられました。