はやりのポイント制度について考えてみた.世の中は、どこのお店に行っても、カードだらけだ.買い物をするとポイントたまる仕組みはかなり昔からあった.私の記憶ではレコードを購入すると、スタンプが増えていく.いっぱいになると、購入時に割り引きをしてくれた.本やLP(今ではCDばかりだが)は再販商品(定価販売が義務付けられている)だから、苦肉の策かもしれない.また、全国スタンプカードのようなものがあった.これは、アナログの世界であった.現在のポイントはITの進歩により、デジタルの世界になった.実は、このポイント制度は深く考えないといけない側面がある.ポイントは実際に顧客が使用しないと会社の経費が発生しない.未使用のまま消えていくポイントもある.でも、すべて交換されることを前提として、資金は確保しておかなければならない.企業では相当な金額になるそうだ.セゾンカードの有期限は、無期限だが、ほとんどのカードは有効期限が決まっている.この差はかなり大きい.ポイント制度は顧客の囲い込み戦略とプロモーションの性格を持っている.この仕組みは、驚くほど進化している.ポイントが、提携している企業間で移動ができる.つまり、A店のポイントが、B航空会社のマイルに移すことができるのだ.こうなると、業界を超えてつながっていく.研究に値するテーマかもしれない.
大学生協では「健康食券」と言う制度があるらしい.親元を離れた若者は、仕送りで規則正しい食生活より、通信費、娯楽費を選択する.親は不安である.そこで、生協では、親御さんから、直接生協に入金していただき、学生は生協の事務所に食券をとりに来ると言う仕組みを作った.その際、近況をはがきに書いてもらう.そのはがきを生協が親御さん宛に送付する.メールや電話と違い、はがきでのコミュニケーションに意味がある.さて、食券は、現金などに比べ紛失する割合が高いためか、食堂の粗利益が上がっているらしい.
大学生協では「健康食券」と言う制度があるらしい.親元を離れた若者は、仕送りで規則正しい食生活より、通信費、娯楽費を選択する.親は不安である.そこで、生協では、親御さんから、直接生協に入金していただき、学生は生協の事務所に食券をとりに来ると言う仕組みを作った.その際、近況をはがきに書いてもらう.そのはがきを生協が親御さん宛に送付する.メールや電話と違い、はがきでのコミュニケーションに意味がある.さて、食券は、現金などに比べ紛失する割合が高いためか、食堂の粗利益が上がっているらしい.