千曲川の流れのように

年金生活者の徒然

ビブリア古書堂の事件手帳3

2012-06-27 | Weblog
 今まで文庫本は、新潮、岩波、文春、角川、講談社などと思っていた。この文庫は、メディアワークス文庫と言う??カバーもアニメ風。いつもなら、決して手にしないのだが、タイトルに引かれた。これがなかなか面白し、ストレスにならない。古書にまつわる知識も新鮮だ。そういえば、随分昔のことになるが、新井素子が現れたとき多少の違和感を覚えた。ライトノベルの元祖と言われている。今回、この本に出会って、単なる食わず嫌いだと知った。
 古書店店主の栞子は興味深い。推理は多少の無理はあるが、気にするほどでもない。就寝前にお勧めだ。舞台設定の北鎌倉は行ったことはないが、雰囲気がよい。こうした本に見向きもしなかった方は一度手にとって見ては如何か。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

船を編む

2012-06-20 | Weblog
 帯の「本屋大賞 第一位」に惹かれてつい買ってしまった。作者は三浦しをん 光文社 @1500 辞書を編纂するストリーなのだが、ラブストリーでもある。読み進めるとなぜがコミックを読んでいる感覚に陥る。馬締は、「まじめ」と読む。主人公だ。アパートの雰囲気につい憧れてしまうのは私だけか。カバーが邪魔になった。するとどうだろう。装丁の表紙はコミックが描かれている。ひょとしたら、コミック版があるのか?あるのなら、読んでみたい。
写真:2012.6.14 松本文化会館 にあった「ゆとりの街松本市」のオブジェだ。ここには何回も足を運んでいるが、始めてその存在を知った。護国神社側のバス路線の入り口付近にある。探してみては如何か。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

TO THE SKY 1991

2012-06-19 | Weblog
21年前にこのモニュメントができた。休日に家族で散歩に来たような記憶がある。その翌年、コープながのが誕生した。ここは、かつて長野県営陸上競技場だった。私にとってとても懐かしい場所だ。その場所とは、第20回通常総代会が開催された「長野県松本文化会館」だ。来月からは呼称が変わり「キッセイ文化会館」になる。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

老いる?

2012-06-13 | Weblog
 この歳になると、周りの人々は何かしらの病を背負っている。健康診断は事業者の責任として必ず受診しなければならない。いくつかの指摘があり、そのまま放置すると、自分の想いとは別に危険水域に流されていく。二次検診の受診率は上がっているが、まだまだだ。内部監査をして思うことは、いくつかの指摘(リスク)をしても一向に改善しないことがある。一度は改善はするのだが、時がたつと逆戻りしている。のどもと過ぎれば・・・なのか。でもね、粘り強く何回も同じ指摘をしていく中で変化が生まれる。根気比べのようだ。危機管理は、危機に陥ったときの対応策ではなく(その場合も適正な対応が必要だが)起きる前にどう予防するかが本質だ。この手順がうまく機能していないと、後の祭りになりかねない。意識の問題にしないで、行動する手順を確立することだ。行動が変わらないと、意識は変わらないのだ。このあたりの理解が間違っている。「意識を変える」と言うが、変えるべきは「行動」なのではないだろうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

親子

2012-06-12 | Weblog
 久しぶりに友人に会った。彼曰く会社経営で大切なことは、「人(従業員)を大切にすることだ」だという。イケイケドンドンで突き進むことは、設備・組織・人を壊してしまう。長野県の南信地方もある「伊那食品」(寒天パパ)のことだ。事業の厳しさを外的要因のせいにして、言い訳をする。そうではなく、人を大切にすることを経営の核にする。できそうでできない。最近の報道によれば、パナソニックも、事業環境の厳しさから、リストラの道を進むとある。一時避難のつもりが、実は組織や人を壊しているのだ。一旦人を整理すると、組織の中に深い傷を負う。その傷はなかなか癒えないのだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宇宙のこと

2012-06-06 | Weblog
 「ナショジオ」によれば、太陽は、固体でも液体でも気体でもない。正体は「プラズマ」という物質の第4の状態らしい。詳しく説明できないが、蛍光管が光っているときの状態、自然界では雷やオーロラなどがそれにあたる。そういえば「プラズマテレビ」というのがあったが、それも原理的には同じなのだろう。この年のなっても知らないことだらけだ。日曜日の日経には「うるう秒」と言うのがあって、今年の7月1日は少しだけ1日が長くなる。現在進行中の時刻に1秒だけ加える。どうも地球内部に原因がある。でもね、コンピューターなどの機器での時刻調整作業(電子商取引)が増えており、影響が大きい。日本は、今行っている「うるう秒」の調整には反対(廃止派)している。調整しないと、500年で30秒ほどの誤差になる。もともと誰かがうるう年を設定し調整してきた。その程度で良しとしない今は何が基準なのか分からなくなる。そういえば、太陽の正確な大きさが分からない。金環日食のとき、観測して大きさを求めたとも聞く。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヘルパー2級

2012-06-05 | Weblog
 逮捕された容疑者菊池は、ヘルパー2級の資格を取っているとの報道があった。この資格は、民間資格だと思うが、身元を証明する必要がないらしい。つまり偽名での取得ができるのである。もちろん、就職する場合は、住民票や運転免許証などの提示が求められるのだが。菊池はアルバイトだったので、そのあたりの対応が曖昧だったのかもしれない。逆に、他者に資格の取得を依頼すれば、不正に資格をとることができるということになる。たとえ民間であっても、そのあたりは、しっかりしてほしいものだ。公訴時効の仕組みにも興味をそそられる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする