ステアリング部分にしようか?ミッション部分にしようか?
迷いましたが・・・ミッションについて書かせていただきます。
ベテランのビーマー様にまたしても・・・そんなの普通に知っているよ!
と言われそうですが・・・。良かったら見て下さいネ
R系のミッションの中を見ると・・・。
出して見てみます。ミッション部品点数はそんなに多くないですね
インプットシャフトと各ギアです。
ここにチェンジスプリングがついています。
チェンジスプリングが折れるとギアを変える事ができません。
シフトフォークとギア。
トラブルが出た場合、即走行に支障が出るミッション。
ここ部分はかなり重要な箇所です。
よもやま話しではオイル交換サイクルや管理・トラブル例などを
記載させて頂きたいと思います。
どうぞ宜しくお願い致します。
なお・・・写真は全て以前に作業をさせていた車両の写真になります。
BMW よもやま話~8。
R100GSにお乗りのオーナーさまに・・・・。
過去にキックはエンジン始動の補助だから・・・。
キックでエンジンを始動していたらミッションを傷める。
・・・・と、常々GSのオーナーさま方に先代が繰り返し言っていたのを思い出します。
キズキズです。
ミッションカバー。
アップ。
キック部分の部品がめくれ上がり・曲がり。
部品の曲がりが大きいので今までに何度かキックしても空キックみたいに
ギア抜けみたな症状が出ていたのではと思います。
こっちにもキズが
余分な事かもしれませんが・・・
傷めないためになるべく・・・キックでエンジンを始動しない方が良いと思います。
詳しい事は、行きつけのバイク屋さんで聞いて下さいね
早々によもやま話しをアップさせて頂きます。
そう言えば・・・かなり長い間くエンジンを掛けていないなぁ~。
久しぶりだしエンジンを掛けてみるか?
そんな時・・・。
最後に乗ったのはいつか?必ず思い出して下さい。
乗らなかった期間が数年間の場合、そのまま掛けると
エンジンを傷めてしまうかもしれません。
また、時間が無くて乗れない・・・
よし!だったらエンジンだけでも掛けてあげよう!
それもまたちょっとお待ち下さい。
そのままエンジンを掛けると内部部品を傷める可能性があります。
時間の経過と共にオイルは下に落ちてしまいます。
その状態で、エンジンを掛けると金属同士があたり内部の損傷が大きくなります。
乗らずに長期間乗っていなかった車両の極端な例ですが・・・。
走行距離800キロで、7年寝かせた車両のエンジン内部は・・・
ぁぁ
キャー
大変だ!
室内保管で7年間乗っていない車両です。
乗る前にエンジンを開けたらこんなんでした。
また2009年7月にエンジンメンテナンス作業をさせて頂いた車両の場合。
この車両も長期寝ていた車両です。
タールのような物がオイルパンに沈殿していてドロドロでした。
この先、長期間乗れないな・・・と言う場合。
必ず、乗らない為の準備をして下さいね。
で・・・。
乗り出す時は、乗るための下準備をしてからエンジンを始動するようにしましょう
また、もし・・・
すごく距離数が少ない中古車両を手に入れた場合も同じです。
その辺りの詳しい事は、行きつけのバイク屋さんに相談して下さいね
次は今度こそミッション内部のご説明をさせて頂きます。
良かったら引き続き見て下さいね~
見ていただいている方がいるのか?いないのか?
非常に微妙なww BMWよもやま話の続きデス。
ゆっきの自己満足な記事なのでベテランビーマさま方には
笑われそうですが・・・
そんなん知っているよ!!と言う皆さまはスルーして下さいね。
次のよもやま話はミッションの各部品紹介を書こうと思ったのですが
オイルの量の確認と交換サイクルをを少しだけ。
オイルレベルはエンジン左の黒いつまみがある↓ここで見ます。
確認方法はスティックを抜き取りオイルを拭きます。
再び穴に差し込んで(ねじ込まずに)オイルレベルを確認します。
(ミッションメンテナンスのMTさまのGSを撮影させて頂きました)
オーナーズマニュアルより転記。
スタート前の安全チェック。
エンジンオイルレベルを常用温度(ノーマルな運転温度)で定期的チェックして下さい。
に平坦面にセンタースタンドを立てます。
数分待って、ディップスティックを取り出します。
オイルを拭き取り、ホールに差し込んで下さい。(ねじ込まない)
オイルレベルは2つのマークの間になければなりません。
上部分がMAX 下部分がMINです。
MAXとMINの間のオイル量は0.85Lです。
オイルレベルがMINマークより低くならないように
またMAXマークより高くならないように気をつけましょう。
(これはゆっきのレベルゲージですw)
ゆっきは・・・。
始動前にオイルチェックをする場合、MAXぐらいに合わせています。
距離数と共にオイルの消費量が増えてくる事があるので
オイルの消費量を調べる為にそうしています。
2V系のOHVairheadは排気量の割にはオイル量が少ないので
オイルレベルは運行前点検で必ず確認するように心がけましょうネ。
マニュアルには短距離のツーリングで使用の場合3ヶ月毎。
または3000キロごとのオイル交換を推奨しています。
多分・・・この短距離ツーリングとは独国で想定した短距離走行だと思います。
交換サイクルはお乗りになっているシチュエーションにもよります。
その辺りは、BMWのディラーさんか、いつも見てもらっているバイク屋さんで聞いて下さいね。
くれぐれも・・・オイル管理に気をつけましょう
ベテランのBMWのオーナーさま達に・・・
そんな事、当然知ってるよ!!と・・・
またしても笑われてしまうかもしれませんが。
BMW R100GS 一型 点検整備。
ブログ内の上記の記事でエレメント部分に鉄粉が・・・
と言う事を書かせて頂いたら。
何故?鉄粉が出るとまずいのか?と、聞かれる機会が
多くなってきたのでサービスマニュアルを参考にしつつ・・・
少しだけ書かせていただきます。
81年以降のモデルの車両のオイルラインを正規のサービスマニュアルから
ざっと書き写しましたw
エンジン部品から鉄粉や細かな金属片が出ると・・・
エンジン摺動部分から各オイルラインを通り、オイルパンに。
オイルポンプが回り、オイルパンにあるストレーナーから
鉄粉・細かな金属片入りのオイルが後部分のクランクメタルを循環。
その後、オイルエレメントに回り、前部分のクランクシャフトメタル周辺を
回り、再びエンジン摺動部分へと循環しています。
(81年以降モデルの場合。~マニュアルより)
つまり鉄粉や細かな金属片を含んだオイルが循環する事で、
オイルポンプやクランクケースやクランクケース内のオイルラインを
傷めてしまうことが問題なんですネ
クランクケースにオイルポンプが収まっている所。
これが回ってオイルを循環しています。
すごく簡単でシンプルな構造ですよねw
オイルポンプが傷むと、クランクケース・オイルラインも同じく傷みます。
またオイルポンプが傷むと徐々にオイルプレッシャーが下ってしまい・・・
エンジン末端部最後まで段々オイルが行き渡らなくなり
金属同士が当たり益々鉄粉が出て。
更にエンジン内部部品を傷めてしまう原因になります。
どんどん悪循環になり最終的にはクランクケース交換または
エンジンASSY交換となった車両もありました。
その為、バルブリフターの傷みやカムシャフトの傷みが発見されたら
長く乗るためにも・・・エンジンが致命的なダメージを負う前に
早めのエンジンメンテナンスがお薦めなんですネ
2009/8/14 BMW R100 RS エンジンメンテナンス
この動画の車両も当初は上部O/Hの予定でしたが・・・
エンジンを開けたところ、ロッカーアームのベアリング内部が
砕けていたり、バルブリフターに深いキズがあったので
オーナーさまと相談の上、エンジンフルO/Hに変更させて頂きました。
もし、上部O/Hで内部部品にキズがあったら・・・
オイルポンプの点検やクランク後部のメタルの確認等。
普段見てもらっているバイク屋さんで、
よ~~~く・・・今後のメンテナンスをご相談下さいね
また、ゆっきはマニュアルを見て書いているだけなので・・・
これ以上の詳しいことは車両を見てもらっているバイク屋さんの
メカニックさんにご相談下さいネ
次はミッションです。
BMWのベテランライダーさんには笑われそうですがw
今日はフューエル タップ(燃料コック)やタンク容量のお話をww
BMWのflattwinを停車する際は、短時間でもバイクから離れる際は
必ずOFFにした方が良いと言うのは、皆さまよく聞かれると思いますが。
燃料タップをOFFにした方がよい訳は・・・・
キャブから燃料が漏れてしまうオーバーフローが昔から比較的頻繁に
あったからではないでしょうか?
先に燃料タップのご紹介を。(写真はゆっきのR100です。)
この状態が燃料ONの状態でガソリンが下に落ちる状態です。
燃料OFFは・・・片側だけをOFFにしてもホースは繋がって
いるので両方共にOFFにしてください。
reserveの状態です。
オーバーフローは、キャブレターからガソリンが漏れてしまい
引火の恐れがあるのでかなり危険です。
もう一つ、キャブレターのフロート室からガソリンが漏れず、
そのままエンジン内部に入ってしまう可能性もあります。
こちらも危険です。
もし、ガソリンがエンジン内部に入ったら・・・
外見から見ても分からず、何かしら症状が出てから気づく事が多いと思います。
例えば・・・燃焼室にガソリンが入っているのに気がつかなかったら
エンジンを掛けた際、ウォーターハンマーのようになりエンジン内部を
傷める可能性があったり・・・
オイルと混合してしまったら、エンジンにかなりの損傷を与えてしまいます。
停車していてトラブルを避けるためにも是非、停車の際は燃料タップを
OFFにして下さいね
OFFにしたら走行する際、必ずONにしましょう
また走行していて、もし・・・ガソリンが漏れたら。
キャブレター下部分をコンコン軽く叩いてみる。
燃料タップをOFFにして走行してキャブフロート室にあるガソリンを使いきって再び燃料タップをONに。
これを何度か繰り返す。
どちらも方法も、キャブレターフロート部分に、多分引っかかってる
だろう思うゴミを落とす為の作業です。
漏れの症状がもし出たら・・・一度試してみてくださいね
もし漏れの頻度多くなってきたら、バイクをメンテナンスしてもらっている
バイク屋さんに相談してみてくださいネ
また・・・BMWのオーナーズマニュアルを見たら年式&車種で
タンク容量が違っていたので・・・ちょっとだけ書かせていただきます。
一型R100GS :タンク容量 26リッター(予備を含む。予備燃料4.7リッター)
二型R100GS・R100R:タンク容量 24リッター(予備を含む。予備燃料4.7リッター)
モノサスR系(R100・R80・R65):タンク容量 22リッター(予備を含む。予備2リッター)
2本サス R100系 90/S :タンク容量 24リッター(予備を含む。予備2リッター)
車種によりちょっとだけ違いますね・・・
カタログから転記してみましたw
R27
1960年のカタログから転記。
BMW R27 touring and sports 250㏄ 18hp with floating engine
brake horsepower 18
cylinder 1
engine capacity 245c,c,
bore and stroke 68×68mm
revolutions P. min. 7400
Compresson Ratio 8.2:1
gear Ratios fast: 5.33:1 second: 3.02:1
third: 2.04:1 Fourth : 1.54:1
reduction Ratio 4.16 :1 solo
Gearbox-rear Wheel 5.2:1 sidecar
lighting Equipment 6V/60W
Fuel Tank capacity 3.3gais,
Aveage Fuel Consumption 72miles per gal
maximum speed 81m.p.h
weight 357lbs.
Wheels and tyres 3.25×18
handlebar width 26”
Overall Length 82"
Saddle height 30”
R50
1960年のカタログから
BMW R50 touring and sports 500cc 26hp
brake horsepower 26
cylinders 2horizontally oppose
engine capacity 490c,c,
bore and stroke 68×68mm
revolutions P. min. 5800
Compresson Ratio 6.8:1
gear Ratios fast: 4.17:1 second: 2.725:1
third: 1.94:1 Fourth : 1.54:1
reduction Ratio 3.13 :1 solo
Gearbox-rear Wheel 4.33:1 sidecar
lighting Equipment 6V/60-90W
Fuel Tank capacity 3.8gais,
Aveage Fuel Consumption 55 miles per gal
maximum speed 87m.p.h
weight 430lbs.
Wheels and tyres 3.50×18
handlebar width 26”
Overall Length 84"
Saddle height 28 1/2”
何のことやら・・・分からず転記しました
R50SとR60サイドカー・R69Sはやめておきますw
この後、R50/5・60/5・R75/5のオーナーズマニュアルがあったので
色々を転記したいと思っています。
良かったらまた見て下さいね。
よもやまはなしの続きですw
R系のヒューズはイモヒューズ・板ヒューズ2種類あります。
呼び名でw イモヒューズ。
板ヒューズ。
R100GSのヒューズボックスは乗って左側のサイドカバー内側に。
モノサス100RS・R80はタンク下にヒューズボックスがあります。
(2本サスはヘッドライトの中かも?その辺りはバイク屋さんで聞いてくださいネw)
GSは板ヒューズだと思いますが・・・モノサス100RS・R80は
見てみないとどちらがついているのか?分かりませんw
メカニックの弟や部品担当の母親に年式や車種で分からないのか?
と聞いたところ・・・自身で見てみるのが一番と言われましたw
で・・私の、R100のヒューズボックスを外して見たら
イモヒューズが2個ついていました。
年数の経過と共に電装系トラブルは多くなるかもしれません。
ヒューズが飛んでから探すのはすごく大変なので・・・
予備のヒューズは念の為持っていた方が無難です。
一度ご自身の車両にどんなヒューズがついているか?確かめてみて下さいね。
もし・・・ヒューズボックスの場所が分からないようなら
バイクを見てもらっているバイク屋さんに聞いてみて下さい
・・・つづく。
昨晩、撮影の為にw車体から出してみた私のオーナーズマニュアル。
読んでみたら面白かったので転記しつつ・・・w
説明をちょっとづつさせて頂きたいと思います。
そんなの普通に知っているよ~と思う方が多いとは思いますが
良かったら見て下さいね
それでは、先ずメーター周りのご説明から・・・
(写真のメーターは私のR100のメータです。)
左上小メーター:ボルトメーター。
右上小メーター:時計。~ 私の時計は前期型3針ですが、後期型は2針です。
↓
左大メーター:スピードメーター (裏側にトリップメータのリセットノブ)
右大メーター:タコメーター
スピードメーターとタコメーター間の計器盤は上から・・・
ターンシグナル灯
<TURN>
オイルプレッシャー灯
<OIL>
バッテリー・チャージ(ジェネレーター)灯
<GEN>
ニュートラル灯
<NEUTRAL>
ハイビーム灯
<HIGH BEAM FERNLICHT>
オイルプレッシャー灯はバッテリー・チャージ(ジェネレーター)灯と
近いので見間違いやすいですが・・・
オイルプレッシャー灯がもし点いたら・・・すぐにエンジンを止めて下さい。
バッテリー・チャージ(ジェネレーター)灯 <GEN>
エンジン回転を上げてもランプが点きっぱなしの場合・・・。
分かりにくいですが・・・薄ボンヤリ点いている場合・・・。
どちらの場合もいつも見てもらっているバイク屋さんへ行ってみて下さい。
迷った時は、バイク屋さんで聞いてみて下さいネ
・・・・つづく。
今では新車で購入できないBMW flattwin OHV R系の車両。
今、手に入れるとしたら中古車でないと手に入れられません。
初めてBMWの旧型R系を乗り始めた時・・・先ずは確認してみて下さい。
多分・・・新車の時には各車両ごとにオーナーズマニュアル・車載工具・パンクリペアが
入っていたと思います。
オーナーズマニュアルは・・・
正規輸入の場合ですが、透明な2折のビニール状の書類入れに
英語版のオーナーズマニュアルと日本語のオーナーズマニュアル。
が車種ごとそれぞれ入っています。
(その他・・もう一冊。多分、各国のディーラー一覧本が入っていたような)
R100RSの場合は下の写真のマニュアルです。
上が英語版のオーナーズマニュアル・下が日本語版です。
ここに日常で必要な点検方法等が簡単に書いています。
結構色々書いてあるので参考になります。
また、整備手帳は以前にどんな整備を行ったか?分かるかも
しれないので、もしあったら目を通しておいた方が良いと思います。
次に、パンクリペアキットは使われて車載して無い事が多いと思いますが・・・。
BMWの車載工具はかなり充実しているので便利です。
ちなみに・・・この車載工具は2サス用です。
車載工具は購入出来ると思います。
オーナーズマニュアルは残念ながら購入出来ません。
パンクリペアは・・・購入出来るか?微妙です。スミマセン・・・。
確認してみて下さいね
・・・つづくのかな~?w