睡魔に負けてw
書けなかった作業記事をご報告させて頂きます。
KAWASAKI GPZ900 ninjya yoshimura FCR-MJNキャブレターセッティング。
他車種用のFCR-MJNキャブレターをGPZ900 ニンジャに取り付けたところ不調でご来店いただきました。
早速作業を進めさせていただきます。
排気ガスを測定して燃調を確認しています。

リッチな空燃比の状態でした。

FCR-MJNキャブレター。


カウル類を外してキャブレターの調整作業を進めさせて頂いています。
プラグの状態を確認させて頂きました。

燃焼の状態が良くないようです。

キャブレターの調整作業を進めさせて頂いています。

調整作業を進めさせていただき、以前のリッチな燃焼状態からリーンになりました。

調整後、既存のファンネルを取り付けて確認したところ・・・CO・HCに大きく変化がありました。
変化が大きいので再び調整作業を進めさせて頂いています。
調整の結果、この車両に既存のファンネルは合わなかったので、違うファンネルでセッティング作業を進めさせて頂きました。
新たなファンネルに交換させて頂いたところ、かなり燃調に変化がありました。
燃焼が大きく変化したので今一度、調整作業を進めさせていただくことになりました。

調整作業を進めさせていただきCO・HCが減り、よい燃焼状態になりました。

この後、オーナー様の了解を得て試乗に行って来ました。
ようやく完成です~★
他車種用のキャブレターを流用したので、大きな変化が必要になった様子でしたが、
エンジンのコンディションやマフラーなどで想定されてるセッティングとエンジン内の燃焼状態が
大きく変化しますので、排気ガステスターでの数値を確認は有効です。
良い燃焼は、良いアクセルフィーリングが引き出せて、車両の楽しさがより出せるので、
ちょっと燃調、セッティングに悩んでる方にはお奨めな作業かと思います。