yuki’s-Diary~エイエムエスフジイ作業日記

エイエムエス フジイです。
整備・修理作業進行状況などを不定期にご報告しています。

よもやま話し。

2012-09-28 22:00:30 | BMW よもやま話し。

 

先日燃費がリッター6km/lだとお申し出のお客様のところにお邪魔しました。

お客様の所にお邪魔させて頂いてエンジンを始動して確認したところ片排気で黒煙がマフラーから出ていました。

早速、キャブレターを確認させて頂いたら、ガソリンタンクからの異物がキャブレター内部に混入して

キャブレター内部のそれぞれのジェットと燃料フロートが詰まっていました。

詰まった結果、片側のエンジン内部にガソリンが入ってしまいリッター6km/lだったり、多くの黒煙が出ていたようでした。


以前 2009年のブログにも記事を 書かせて頂きましたが・・・。

キャブレターのオーバーフローには 2種類のオーバーフローがあります。

一つが、キャブレターのフロート室からガソリンが漏れてくるオーバーフロー。

もう一つが、キャブレターからエンジン内部にガソリンが入ってしまうオーバーフロー。

どちらのオーバーフローもキャブレターの内部に異物が入ってしまった事で

キャブレターのフロートが固定されたり各部が通常に作動しない事で起こり、非常に危険です。

 

走行していて、もし・・・ガソリンが漏れたら

足がビチョビチョになったり、強烈なガソリン臭がすると思います。

ガソリンは危険物です。

特に暖まったガソリンは引火の可能性が多くあります。速やかに火気のない場所に移動しましょう。

足がビチョビチョだったり、ガソリン臭がしたりもしガソリンの漏れの症状がもし出た時の漏れ症状の改善には。

キャブレター下部分をコンコン軽く叩いてみる。

左右の燃料コックをOFFにして走行してキャブフロート室にあるガソリンを使いきって再び燃料コックをONに。


これを何度か繰り返す。

どちらも方法も、キャブレターフロート部分に、多分引っかかってるだろう思うゴミを落とす為の作業です。

一度試してみてくださいね


また、燃費が極端に落ちた、黒煙が吹くようになった、片排気で調子が悪いなど・・・。

もしガソリンがエンジン内部に入ったら、そんな症状が出る可能性があります。

(早めに最寄のバイク屋さんに車両を見てもらいましょう)

このオーバーフローは、キャブレターからガソリンが表に出ることなく、エンジン内部に入ってしまいます。

外見から見ても分からないので上記の症状が出てから気づく事が多いと思います。

(一番分かりやすいのは燃費でしょうか?)


もし・・・エンジンの燃焼室にたくさんのガソリンが入っているのに気がつかなかったら

エンジンを始動した際、燃焼室に溜まったガソリンでウォーターハンマーのようになりエンジン内部を

傷める可能性があったり・・・

オイルと混合してしまったら、エンジンにかなりの損傷を与えてしまいます。
(バイクを止める際は随時、ガソリンコックをoffにしてバイクを止めるように習慣付けましょう!)

 

オーバーフローは傾向的に、タンク内の異物を完全に取り除かないと症状を繰り返す事が多いので・・・。

もしガソリン漏れの頻度多くなってきたり、いつもよりかなり燃費が悪い等の症状が出たら

最寄のバイク屋さんに相談してみてくださいネ

 

・・・うるさく言いますが、タバコの火や火気がある所ではくれぐれもダメですよ★

コメント (4)
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各部の異音について・・。

2012-07-25 00:19:39 | BMW よもやま話し。

 

最近エンジンから異音が出始めたのだけれど、音を直して欲しい。

エンジン内からの音が大きくなったけど問題ない??

と、ご依頼や聞かれる機会が多々あります。
 

 

特にR100 airhead系で多くあるのは経年疲労、劣化による内部パーツのヘタリ。

エンジン内部のパーツが走行距離数に関係なく、時間と共に磨耗やダメージを負ってる事で、

エンジンの異音が発生する事があり、それほど大きく傷んでる訳ではありませんが、

音が気になる様に成ってきたら、内部のパーツになんらかの問題の「兆し」が生じています。

それぞれの音の原因を突き止めるのは困難な事もありますが、

弊社ではシャーシダイナモを用意して、実際の走行を再現しながらエンジン音を確認して

磨耗箇所を探求したり、問題を事前に突き止める事が可能です。

 

 

これから夏本番!油温が高くなる時期なので、よりエンジンに負担を掛けてしまう機会が多くなります。

少しの変化を見逃さず、初期の段階でメンテナンス作業を行えば軽度の作業で済む可能性もあります。

ちょっと変かな?

また、音が出ていると指摘されたら早めの行動をお薦めさせて頂きます。


では、また~★


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BMW 電装のひとりごと。

2012-06-16 23:06:58 | BMW よもやま話し。

 

これまで色々BMW airhead系の車両を拝見させて頂いて電装系の傷みが多くありました。

それらの車両の故障箇所はそれぞれですが、どれも社外製の電装パーツが付いてる事が共通点な印象です。


社外製電装パーツ装着のR100RS。

ただ今、電装系のメンテナンス作業中です。
 

 

社外製のパーツ装着のairhead。
 

    

 

車両自体は本当に年数が経過してるので、経年劣化によるトラブルとも言えますが、

劣化してる状況を回避する為に、発電増す部品や火花を強くする部品を取り付けた場合に、

思わぬ弊害もある事を最近実感する機会が多くあります。

一箇所強くしても、弱い部分にしわ寄せが起こってしまったり、

かと、言って強くしないと不安な要素が顔を出してしまったりで。


この辺りは車両の使い方や走行シチュエーション。あと車両の現状況を確認してから

何らかの対策を行った方が良いように感じますので、何か心配点がありましたらご相談下さいネ

 


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BMW よもやま話。~ミッション編

2011-05-18 00:06:55 | BMW よもやま話し。


下記でもミッションについて書かせて頂きましたが。

ミッションメンテナンス

BMW よもやま話し10~ミッション編。

BMW よもやま話し-9~ミッション編。


繰り返しの記載で恐縮ですが・・・。

ミッションのギアに問題があったR80G/Sの整備を進めさせて頂いているので

今回も再び書かせていただきます。

 過去の作業例。  ( ↓ クリック頂くと過去の記事が見られます)

シム調整の不足での不良となったと思われる車両。

ミッションbearingの交換ミスで不良になったと思われる車両。

メンテナンスを行った為にギア稼動部が不良になったと思われる車両。

走行のシチュエーションとオイルの銘柄・交換サイクルが合っていなかったと思われる車両。

 

原因はそれぞれなのですが・・・上記の過去の作業例の車両は金属疲労によるピッチング進行と

ギアの焼き付き・内部のパーツが削れた車両です。

内部のパーツに問題がある場合、ミッションのドレンに鉄粉が付着しています。

    

 

   

削れたシフトフォーク

これらのギアや部品を使用し続けた場合、金属疲労が増し内部パーツの破損・ギアの歯欠けに進行してしまいます。


 ↓ ピッチング進行等でミッションドレンに鉄粉が付着していた例 ↓ (ミッション内部が重症だったドレン一例


    

 

<!caution!>

◆ミッションドレンから出る鉄粉は確率高くミッションに問題があると思われます。

ミッションはミッションのみの構造なので、ミッションドレンに付着している鉄粉はミッション内部の異常を示します。

オイル交換の際にオイルの量や汚れ、そして鉄粉などの異物の点検して、ミッションの状態を確認してください。

ミッションドレンに鉄粉が目視で多く確認出来る&綿帽子のように多く付着した状態は

ミッション内部の状態が 【かなり悪い】とお考えいただいた方が良いと思います。

先代藤井吉守はドレンから鉄粉が出たら早々にメンテナンスを検討した方が安全運行に繋がると常々言っていました。

ミッション系や駆動系のドラブルはクラッチの後ろ側なので、握って切ってもスムーズに止まる事が出来ません

 

◆ミッションの状況を推測する方法は・・・◆

1)ミッションの作動のタッチが悪い(ギアの入りが悪い・ギア抜け、シフトの動きが渋い)

2)ミッションのドレンに鉄粉が付着する(鉄粉は出ないのが通常)

3)動作不良によって乗っていて微振動が多くなった(エンジン部からではない振動)

4)ミッションや後ろから異音が出るようになった(色んな音があるので要点検) 

上記の症状が出た場合  【乗ることなく】 早めにメンテナンスをご検討下さい。

ミッションの点検は車検整備などで簡易に点検でき事なので、詳しい事はお近くのバイク屋さんや

いつも経過を見てもらっているBMWのディーラさんでご相談してみて下さいネ。 


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ミッションメンテナンス。

2011-01-28 23:53:34 | BMW よもやま話し。

以前のBMWよもやま話(ミッション編)は↓になります。

BMW よもやま話し~10。

ここのところの何台か・・

シム調整の不足での不良となったと思われる車両。

ミッションbearingの交換ミスで不良になったと思われる車両。

メンテナンスを行った為にギア稼動部が不良になったと思われる車両。

走行のシチュエーションとオイルの銘柄交換サイクルが合っていなかったと思われる車両。

ミッションのギアに虫食いが出たり ギアに異常が出たりしています。

非常に残念なのですが上記車両は、ほぼ全てのギアが交換になっています。

 ◆弊社ではエンジンを分解・組み立ても神経を使って作業を進めていますが

ミッション作業も同様に非常に難しい作業になります。

ミッションメンテナンスは簡単に出来る作業ではありません。

ミッションのアウトプットからのオイル漏れ作業やベアリングの交換作業・シフトスプリングの交換では

サービスマニュアルに沿っての適切な作業とシム調整が必ず必要です。

その場では大丈夫でも、数千キロ・数万キロ走ったときにギアに問題が出ることもあります。

 皆様、エンジン作業同様にミッションメンテナンスはよくよくご検討頂いてから修理作業をお薦めさせていただきます。

弊社が使用しているシム。

     

今は亡き先代が常日頃、私たちに申していました。

ミッション・駆動系・ブレーキは問題が出た場合、非常に危険だから。

シフトの動きが渋い・シフトが抜ける・ギアが入らない・ドレンボルトに鉄粉がついたなど等。

上記の症状が出た場合、走行はせずにお近くのBMWのディーラさんかBMW airheadに詳しいショップに

早めに行ってほしいと・・・。常々言っていました。

ここの所、ミッションのギアが金属疲疲労での破壊性ピッチングが多いので・・・。

今一度ミッションのご確認をお願い致します。


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BMW よもやま話し~14。

2010-10-04 22:12:52 | BMW よもやま話し。
最近・・・R100RSのブレーキのメンテナンスを進めさせて頂いた車両です。

外したブレーキマスター。



ブレーキオイルタンクを外したところ・・・。



ブレーキオイルと水が混じったのか?何かがかなり詰まっていました。



この部分に何かが詰まっていました。



腐食したブレーキマスター内部。



朽ちたブレーキホース。

  

もう少しで穴が開きそうなブレーキホース。



固着していて動かなかったキャリパー。




上記のオーナー様は、ブレーキのオイル交換と点検は定期的にされていたそうです。



 ブレーキのメンテナンスはご自身の命に関わる重要な箇所です。

定期的なブレーキオイル交換だけではなく、

フロント・リア共々。

ブレーキのマスター&ブレーキキャリパー分解清掃とブレーキホースの点検と交換は定期的に必要です。

 そう言えば・・・一度もブレーキ分解していないな。と、思い当たるオーナー様。


 いつも見てもらっているディラーさんかバイク屋さんに早目に相談する事を

お薦めさせていただきます。


 また・・・。 ご自身でブレーキをメンテナンスされるオーナー様。

専用の工具を使用しないでブレーキのマスターとキャリパーの分解・ブレーキパッド交換

ブレーキホースの交換等をする場合。


キャリパーのピストン・ブレーキマスターやブレーキのローターを傷めてしまうことが多いので

必ず正しいメンテナンス方法で専用の工具を使用してメンテナンスを進めて下さいネ


ご自身でメンテされて、欠けてしまったキャリパーピストン。

長く安全にバイクを楽しむ為にも・・・定期点検と必要な時期のメンテナンスをご検討下さいネ。

では、また~

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BMW よもやま話し~13。

2010-10-04 21:03:58 | BMW よもやま話し。

BMW R100GS 点検とメンテナンス。

先月、調子が悪いのと右側エンジンから異音が出始めた。と・・・ご来店いただいたR100GS。

各部点検作業を進めさせて頂いたところ・・・

オイルプレッシャーがほとんど上がっていませんでした。

それでもメーターにあるOILランプは点灯していなかったそうです。

(写真は100GS系のメーターではありません。R100RS・R80系のメーターです)


最近エンジンから異音が出てきた。

最近、ちょっと調子が悪くなってきた・・・。

もしそんな症状が出たら、ご自身で判断するよりも・・・。

いつもメンテナンスを受けているディラーさんやバイク屋さんに早目に

相談する事をお薦めさせて頂きます。


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BMW Rシリーズ クラッチワイヤー。

2010-05-10 21:51:33 | BMW よもやま話し。
最近、クラッチワイヤーが切れてしまいました・・・。

切れそうだったので、交換しました。

ご報告を頂きます。

だいたい切れるのは・・・。

レバー付近です。

私自身はクラッチワイヤーが切れた事がないのでわかりませんが・・。

ワイヤーが切れたオーナー様方に聞くと・・・切れる前兆はあるそうです。

今までとちょっと感触が違ってきたな・・・。

と思った場合、早めに予備ワイヤーを購入した方が無難です。

ちなみに・・・。
先日、走行距離15万キロのR100GS-PDのオーナー様からメールで添付いただいた写真です。

このオーナー様が前回クラッチワイヤーを交換したのは、平成19年7月15日。

走行距離が108017キロの時に交換されたそうです。

現在、152362キロ(弊社記録距離)

前回交換から、年数で2年と10ヶ月。
距離数で、約44,345km

皆さまもご検討下さいネ




R100GS-PDのオーナー様。(グリッパーさま)

書き込み有難うございました。
メカ弟が、FCRキャブレターセッティングの方向性をかなり・・・すごく変えたので心配していました。
気に入っていただいてヨカッタです。

その後、何かありましたらご連絡下さいネ


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BMW よもやまはなし~12。

2010-02-16 20:50:27 | BMW よもやま話し。

先日オイルフィルターエレメント交換作業で出ていた鉄粉について、
お問い合わせが合ったので・・・。

BMW よもやまはなし~6。

と、かなり重複しますがよかったら見てみて下さいね。

そんなの普通に知ってるよ!!
と思われる方々がいらしたらスルーして下さい

 
弊社でオイルフィルターエレメント作業をさせて頂て、

もしこの部分に鉄粉があったら・・・。

こまめなオイル交換と早めのメンテナンスをお勧めさせて頂いています。



鉄粉とキラキラ。





この場合のエンジン内部の状態は・・・

オイルの交換サイクル。
選定した使用オイル。
走行距離。
走行シュチエーション。
メンテナンスサイクル。

によって車両とエンジン内部はそれぞれかなり違います。

走行距離が2万キロ弱でもエンジンを開けたら内部部品に傷みが多かったり

走行距離が5万キロ以上走っていても消耗は多くても内部の部品に傷みが少なかったり。

本当にまちまちなので、どこが??どれくらい?等など。
エンジン内部を確認しないで外見から傷みの大小の推察や判断は
無理だと思っています。

なので・・・。
もし、今回のように鉄粉がエレメント部分からでていたら・・・。

また、ミッションドレン部分に鉄粉が出ていたら・・・。

 距離を重ねる前にメンテナンス。

 メンテナンスができる時まで、こまめなオイル交換と
  距離を乗らずに、エンジン・ミッションの状態を温存。

短期スパンで乗り替えをお考えの場合は別ですが・・・。

長く乗るのなら、弊社では上記のようにオーナーさま方にお願いしています。



 前にも書かせて頂きましたが、鉄粉の弊害は・・・。



エンジン部品から鉄粉や細かな金属片が出ると・・・
エンジン摺動部分から各オイルラインを通り、オイルパンに。

オイルポンプが回り、オイルパンにあるストレーナーから
鉄粉・細かな金属片入りのオイルが後部分のクランクメタルを循環。

その後、オイルエレメントに回り、前部分のクランクシャフトメタル周辺を
回り、再びエンジン摺動部分へと循環しています。
(81年以降モデルの場合。~マニュアルより)

つまり鉄粉や細かな金属片を含んだオイルが循環する事で、
オイルポンプやクランクケースやクランクケース内のオイルラインを
傷めてしまうことが問題なんですネ


 一例です。

エンジンを開けて確認した場合、このような箇所から鉄粉が出る事もあります。





このほかに、オイルポンプ・ロッカーアームやその他の摺動部品から鉄粉が出る事もあります。

どの部品でも一旦、虫食いキズができてしまうと、それまでの期間や距離よりも
早く部品の傷む事が多いと思います。
傷む連鎖のままで・・・。
同じサイクルのオイル交換・同じ走行シュチエーションで距離を重ねると
エンジンやミッションの寿命にも影響が出てくる可能性もあります。

より詳しい事は・・・。
BMWのディラーさんか、いつも見てもらっているバイク屋さんで聞いて下さいね。


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BMW よもやま話し~11。

2010-01-22 23:04:57 | BMW よもやま話し。

BMW よもやま話し~10。

本当は、トランスミッションの続きを書こうと思っていたのですが。
オイルプレッシャーのランプについてお問い合わせが合ったので・・・。
少し書かせて頂きます。もし良かったらご覧になって下さいね

お話させて頂いたオーナーさまはご自身でオイルエレメントを
交換されているようで・・・。
オーナーさまはオイルエレメント交換が終わった際、オイルプレッシャーランプが
点灯 していないのでプレッシャーは上がっていると思われていました。

オイルプレッシャースイッチ。
オイル漏れはありますが・・・。スイッチ不良で点灯する事はかなり稀です。

少しでもプレッシャーがあったら・・・。
プレッシャーランプが点灯することはありません。
役割的には、エンジンオイルが極少量になった時やエンジンオイルを入れ忘れた時に
点灯するランプな感じです。

もし・・・。このランプが点灯したらエンジンに大きな問題があると思ってください。


先代が常々言っていました。
このランプはエンジンが本当にダメな時にしか点灯しない。
走行中、もしオイルプレッシャーランプが点灯したら即エンジンを止めて
走らない方がよいと。

ちなみに・・・。
ゆっきが過去にこのランプが点灯したのは・・・。
オフロードを走行中、石がオイルパン下にヒット。
オイルパン下部分に大穴が開いてエンジンオイルが一瞬でほとんど全部
出てしまった時に点灯しましたw


 オイルエレメント交換をご自身でおこなった場合。
エレメントがきちんと入っていなくても、ここのプレッシャーランプ点灯確認だけでは
オイルプレッシャーが規定どおり上がっているかどうか?判断はできません。
もし、オイルプレッシャーが規定どおり上がっていない場合・・・。
エンジンの調子は交換前と変わりませんが・・・。
しかしエンジンオイルが規定値できちんと圧送されないので
ゆっくり末端からエンジン内部を傷めてしまう原因になります。
詳しい事は、最寄のBMWのディーラさんか、整備を頼んでいるバイク屋さんで相談して下さいね。

また、エンジンとミッションはそれぞれ独立しているのでオイル交換や交換サイクルも別です。
BMW R100・R80・R65 モノサスairhead はオーナーズマニュアルを見ると・・・。
(マニュアル抜粋)

・エンジンオイル
エンジン・オイルとオイル・フィルター・エレメント交換。
必ず7500KM走行毎・少なくとも6ヶ月毎に。
短距離・0度以下で使用する時には、3ヶ月毎。
遅くても3000キロ走行毎にオイル交換をしてください。
BMW よもやまはなし~7。

・ミッションオイル
15000キロごとかすくなくても年1回交換。

・スイングアームオイル(通称:シャフトオイル)
15000キロごとかすくなくても年1回交換。

・ホイールドライブオイル(通称:ファイナル or デフオイル)
15000キロごとかすくなくても年1回交換。

・フロントフォークオイル
15000キロごとかすくなくても年1回交換。

・ブレーキオイル

それぞれ個々にオイル交換とご自身での管理が必要です。

交換サイクルやオイルの選定はお乗りになっているシチュエーションにもよります。
その辺りは、最寄のBMWのディーラさんか行きつけのバイク屋さんで相談して下さいね。

あまり関係ありませんが・・・www。
スイングアーム・オイル&ホイール・ドライブのオイルドレンです。
スミマセン。下から撮影したので・・・なんだかよく分からないですね・・・。


参考までによかったら見て下さいね


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