以前のBMWよもやま話(ミッション編)は↓になります。
ここのところの何台か・・
シム調整の不足での不良となったと思われる車両。
ミッションbearingの交換ミスで不良になったと思われる車両。
メンテナンスを行った為にギア稼動部が不良になったと思われる車両。
走行のシチュエーションとオイルの銘柄交換サイクルが合っていなかったと思われる車両。
ミッションのギアに虫食いが出たり ギアに異常が出たりしています。
非常に残念なのですが上記車両は、ほぼ全てのギアが交換になっています。
◆弊社ではエンジンを分解・組み立ても神経を使って作業を進めていますが
ミッション作業も同様に非常に難しい作業になります。
ミッションメンテナンスは簡単に出来る作業ではありません。
ミッションのアウトプットからのオイル漏れ作業やベアリングの交換作業・シフトスプリングの交換では
サービスマニュアルに沿っての適切な作業とシム調整が必ず必要です。
その場では大丈夫でも、数千キロ・数万キロ走ったときにギアに問題が出ることもあります。
皆様、エンジン作業同様にミッションメンテナンスはよくよくご検討頂いてから修理作業をお薦めさせていただきます。
弊社が使用しているシム。
今は亡き先代が常日頃、私たちに申していました。
ミッション・駆動系・ブレーキは問題が出た場合、非常に危険だから。
シフトの動きが渋い・シフトが抜ける・ギアが入らない・ドレンボルトに鉄粉がついたなど等。
上記の症状が出た場合、走行はせずにお近くのBMWのディーラさんかBMW airheadに詳しいショップに
早めに行ってほしいと・・・。常々言っていました。
ここの所、ミッションのギアが金属疲疲労での破壊性ピッチングが多いので・・・。
今一度ミッションのご確認をお願い致します。