月の晩にひらく「アンデルの手帖」

writer みつながかずみ が綴る、今日をもう一度愉しむショートショート!「きょうという奇蹟で一年はできている」

未来のために、タフになれ!

2012-08-11 22:28:41 | 今日もいい一日
いよいよ、夏休みも折り返しを過ぎた。全統マーク模試を来週に控え、受験勉強は順調に進んでいるのだろうか。

昨日は国立大学の、オープンキャンパスにまたまた同行!


南の海から六甲山脈に向かって
潮風が吹き上がる。
胸をすくような眺望!
志も高いゾ。



よく考える。
大学の資料もとことん読み込む。
塾の資料や学校の提供する手紙も、
何度も、何度も目を通す。
時にじぶんの、仕事が進まなくなる時もあるほどだ。

それは、ブランドのある大学にいれるためじゃない。

彼女にとってどの方向性が
一番、彼女を輝かせるのか、
元気になれるのか、

夢中に、無心になれる学科の専攻は
何だろう。

将来のために一生懸命に
ゴハンを食べるのをわすれるほどの、
何かを見つけてほしいから。

私は、決して自分の子供を安全で快適な道に導きたいとは思わない。
時に苦労して
泣いたっていい、
強い意志と勇気を
社会に出る前に養ってほしい、と思う。



帰りに、バスを乗り継ぎ、
2つの学科のパンフをもらってきた。
彼女は、7時半からの塾の講義に向かって、友達と笑いながら
南の坂道を駆け降りていった。

ガンバレ受験生!
未来のために、タフになれ。