月の晩にひらく「アンデルの手帖」

writer みつながかずみ が綴る、今日をもう一度愉しむショートショート!「きょうという奇蹟で一年はできている」

初夏の野菜、リュバーブのタルト

2020-06-04 23:15:00 | 今日もいい一日

 

 夏らしいスイーツを食べてみた。その名も「タルト・オ・リュバーブ」。

  「美の壷」日本の避暑地スペシャルの中盤。軽井沢「キャボットコーヴ」というレストランで異国の朝食のひとつとしてリュバーブのジャムを紹介されていて、気になって一度食べてみたくて仕方なかったのだ。

 思わぬところに、それはあった。自宅から歩いて15分ほどのケーキショップに。「島田農園さんの無農薬、化学肥料不使用で育てられているものを取り寄せて、たっぷりと生地に詰め込んである」という。

  手で持って大きな口で。クリーミィーなまろやかさに始まり、サクサクッとしたタルト生地にガーネットのような宝石の赤色。青リンゴやベリーのように爽やかな酸味というが、本当に新鮮で甘酸っぱい。あぁ、これがリュバーブ。

 ある日には、ヌワラエリアの紅茶と。次の日にはコーヒーとも。相性バツグン。心は爽やかな避暑地。

 リュバーブはシベリア南部が原産地でヨーロッパではポピュラーな食材、(野菜、ハーブ)。日本のフキみたいな存在だと調べてわかった。

 

 
 
 


 
(※下の野菜がリュバーブです。購入した近所のケーキショップから拝借)