月の晩にひらく「アンデルの手帖」

writer みつながかずみ が綴る、今日をもう一度愉しむショートショート!「きょうという奇蹟で一年はできている」

あけましておめでとうございます。

2017-01-17 03:05:38 | 春夏秋冬の風



2017年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。




新しい年がいよいよ始まった。
すでに15日が経過。そしてセンター試験は例年と変わらず雪だ。
最近、変わらないこと(普段どおり)の素晴らしさを、思う。

こうして、机に座って原稿に向かっていられることの幸せ、
やはりここが一番落ち着く。
今の自分のあるべき居場所だと、その自然さ、居心地の快適さに感謝する。


年末は例年になく、クリスマス前に仕事納めをし、プライベートタイムを存分に愉しもうと張り切っていたら、23日には体調を悪くして半日寝込んだ。

エス・コヤマ(三田)にクリスマス用のシュトーレンを購入してすぐ、頭痛と悪寒と吐き気。結局、クリスマスディナーは24日に。

娘のNは彼氏とディナーの約束をしていたので、
パパと私だけの静かで、しめやかなクリスマスとなってしまった。

昨年の話しをここで蒸し返すのは恐縮だが、普段と少し違うのはクリスマスに「シュトーレン」を3種類も食べ比べられたのは愉しかった。心がはずんだ。
1つはリッツカールトン・大阪で友人がお持たせに選んでくれたイチジクやナッツの沢山入ったもの。
それから、エス・コヤマのショコラシュトーレン。
そして、本場ドイツからのお土産だ。(ドイツ・クリスマスマーケットに旅行した友人がお裾分けに贈ってくれた本場のシュトーレン)。
どれも美味しかったがやはり本場ドイツに軍配を。
レーズンやドライフルーツの入り方が半端なく、しっとりと焼き上がっていて、上にふりかけてあったお砂糖の味もピカイチ、それは素晴らしい味だった。



クリスマスの料理は、「森瑤子の料理手帖」を引っ張りだしてきて、
キチンのロースト(1羽)の中には、タマネギやチキンレバー、スパイシーなソーセージ、セージ、パン粉、塩、コショウ、バターなどの詰め物をして、
250度のオーブンで45分焼いたら、昨年以上に肉汁がジューシーで、食べ応えのあるチキン料理に。
(付け合わせのジャガイモや人参なども一緒にオーブンにいれて焼く)。




サイドメニューはエスカルゴのジュノベーゼソース、生春巻きなどのほかは、
これまた森瑤子さんのクリスマスメニューの付け合わせなどを参考にした。
これらの料理をこしらえながら、添えられている彼女のコラムを読む。
彼女(森瑤子)がどれほど食事をする、その1食1食にこだわり愛情と情熱を込めて作っていたかを再認識して胸が一杯になりながら…、
その日はキッチンに立った。



また年末には東寺の「終い弘法」に行ったので、そこで正月材料を少し購入し、






今年85才になる母の家におせちを持参。盛りつけだけ母の家でする。
その流れで、元旦から3日まで母の家で(家族揃って)。

それから、私の家へ母を招待し、3連休の最終日9日まで本当に沢山のお料理を毎日せっせとこしらえた。

海老と玉子の中華風、たらちり、八宝菜、ニンニクと山椒のスパゲティ、
中華粥、肉じゃが、水炊き、ホワイトシチュー、
手羽と大根の煮付け、豚汁…。
どれも手間いらずだが、温かい家庭料理を振る舞った。

今は、そのお正月疲れからか一週間前から湿疹が手足に出て、
今日は皮膚科へ。「安静にして休息してください」などと言われてしまった。
こうやって、やれることを精一杯に頑張って、休息して、1年が過ぎていくのだ。

数年前に比べて無理をするとダイレクトに体に響く年齢になったわけだが、
私のからだと心を大事に守っていきながら、
一日の中に面白きコトを見出して、毎日フレッシュな自分で生きてみたいと思う。
そして本当に信じられる社会や人の役に立つ仕事を成し遂げようと思う。それが役割だから。
自分に与えられた役割に、ちゃんと、ありがとうを言える良い仕事にしていこう。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。








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2 コメント

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いごこち良い場所 (しろくま)
2017-01-17 04:44:26
本年もどうぞ宜しくお願い致します
まるでレストランみたい!!!
素敵な料理はこころも穏やかにあったかくしてくれますね!

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今年もヨロシク (アンデル)
2017-04-14 06:51:10
しろくまさん、調子はいかがですか。
がんばりましょうね!
ことしもよろしくお願いします。
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