昨日、今年最後の謡のお教室でした。
今月から正式に習い始め、平泉へ週1回通っています。
たった3行、されど3行。
あーー日本語って難しい~~! 奥が深いわーーー!
だから、おもしろみを感じるんだけどね。
謡のおもしろさの1つに、言葉だけで風景が浮かび情感が豊かになる感覚があります。
山や海、平地もあり、四季折々の風景を愛でてきた日本人だからこその文学かな、と思います。
先週、謡の先生に注意を受けたことが1つあります。
それは「言葉に立体感がない」と。
元々日本語は、歯を閉じたままでも語れる言葉。
まして東北弁は口を大きく開けなくても喋れるので、言葉をはっきり発音しなくても通じる。
それが謡ではNG。1語1語をはっきりと発音しないと謡にならない。
車の中で発音練習をしたら、すぐに顔の筋肉が悲鳴を上げたぁ~~(涙)
私、顔と舌を使っていなかった!!(正確には、顔の筋肉を使っていない)
練習で1語1語、舌の動きも意識して祝詞を奏上したら、まー頭蓋骨がミリミリ鳴る!
発声も意識するものだから呼吸も深くなるし、内臓の位置も変わってきた。
そして、思いっきり表情筋も使うのでリフトアップになる♪
昨日のお教室では、先生から「急に上手になりました」との感想をいただけました(笑)
とは言っても、細かな音程は取れていないので更なる練習が必要です~。
練習の終わりに、先生から扇子をいただきました。嬉しいっっ♪
先生の菊地さん(男性)は、和裁で手縫い袋を作っているそうな。
それも扇子袋、足袋を入れる袋、他にも手縫いで色々と。
生地も古い着物生地を使うので味があり、紐も飾り結びで仕上げています。
お料理も得意とのこと、女子力が高い菊地先生!!
来年は平泉で薩摩琵琶の演奏会予定があり、謡とコラボする企画があるそうです。
詳細が決まったら、こちらでもお知らせしますね。
練習が終わったら、平泉温泉に入って帰れるのも楽しみの1つです。
ぼーーっと出来る時間なので、良いリセットになります。