今回の京都の旅で、私の概念がガラッと変わってしまった出会いがありました。
器散策をして疲れたので、一息付きたい。
カフェを検索したら、今いるところからほど近くにカフェを発見。
よし、ここに行こう!と歩き、そろそろあるはず・・と周囲を見渡しても見つからず。
周囲には珈琲の良い香りだけ漂ってくる。
あれっ?と思ってもう1度周囲を見渡すと、駐車場のずーっと奥に珈琲の看板を発見!
うわー、小さな小屋だ。
見間違いで、奥に広くあるかもしれない・・。
入り口は裏かな?と思って左側にグルッと回ったら、壁があるだけ。
入り口は右側にありました。
それも普通の民家の扉。
えーーーー、マジ!!
このインパクトはスゴイんですけどーー!
高まる期待で店内に入ったら、予想を遙かに超えていました。


店内は、カウンターでの立ち飲みスタイル。
外国人のお客さんでいっぱい!
壁際には、ちょっと腰掛けたり、荷物を置ける棚があります。

こちらがキッチン。
昔、使われていた石の流し台、そして砂壁がそのまま。
うわー、これで保健所の許可が取れたんだー、スゴイ。

カフェの奥は大きなスピーカー、レコードプレーヤーも。
ちなみに、左側はトイレ。

カフェの奥からみた店内の様子

目の前で、ドリップ式で1杯ずつ淹れてくれます。
バーで、カクテルを目の前で作ってくれる感じに似ていた。

今、カフェを作ろうと考えている私にとって、衝撃的な内装でした。
「これでも良いんだ!!」「何でもアリだ」「私はイメージに捕らわれていた」
小屋の古さに居心地の良さを感じ、そしてマスターの動きのキレに感動~♡
そして今の自分を振り返り、自分で自分を重くしていたことに気付きました。
他のお客さんが帰りマスターと2人になったので、
二条小屋を作った経緯のお話を伺うことが出来ました。
元々人が住んでいた小屋をマスターが自分で改装。
鴨居を生かし、ドリッパーを下げるアイデアは参考になったなぁ~。
マスターの淹れた珈琲は、とても美味しかったです。
ここのところ、無駄に力が入っていた私。
珈琲を飲み、その力がスーッと抜けました。
あー、京都に来て良かった。