自分の内観を続けていると、感情の深いところに『ささくれ』を見つけてしまいました。
何というか、素直になれない自分を見つけたんです。
外側からのアクションがあったとき、なぜ私は素直じゃない反応をしたんだろう。
「何で私の心は苦しいの?」と感じたので、ただ静止して感情の流れを観察していました。
そこで感じたことは、私の「自己否定な感情」でした。
あー、みつけちゃった・・と言う感覚です。
さて、私の否定的な感情はどこからきたのか。
思考が納得する答えを探してしまうと、感情の波に流されてしまう。心を静めて観察しました。
幼少期から母親には私への否定の言葉が多く「あんたは変わっている子」とよく言われました。小さいときからそんな感じなので、思春期に入る頃には母の言葉での押さえ付けが強くなっていったのです。
私の個性を両親は、肯定的に受け入れるなんて滅多になく 「お姉ちゃんは良い子」 をやらないと家の中では居心地が良くなかった。もう早く家を出たくて、仕事で関東へ出たときはもう2度と家には帰らない、と思っていたほどです。
しかし、岩手に帰ってくる流れになり帰郷したのですが、親との確執は続いていました。
こうなると平穏に過ごせるわけではなく。。
長年、胸に溜まった親への不満が大爆発するときが突然やってきました。
ある出来事があり、母親に向かって積年の思いをぶちまけたことがあります。それは折々お話することにして・・。
親にどう思われてもいいし、関係が壊れてもいい。私は、このままじゃいられない!!
と言う思いが後押しをしたんですねー。
言いたいことを伝えることが出来てスッキリしたせいか、そこから親に対しての考え方も変わり、程よい距離を置けるようになったんです。
臨床心理士との出会いもあり、心理学や身体、心のケア、瞑想WSにも参加し、親との関係も良好になり問題はクリアになりました。
それでもまだ、心の奥に潜む「否定的な感情」の存在に気付き、自分で愕然としたんです。
「自分を否定する感情」・・その先にあるのは「怖れ」がありました。
私が感じた「恐れ」とは何か。
ただ、ただ、静観して観察。。そして気付きました。
私は自分を否定されるのが嫌だった!!
否定をされることは、私にとって怖れとなっていたんだー。
これは幼少期、私の個性を変だとか変わっていると否定され続けた結果の「反応」だとわかりました。
あー、私はまだその時のトラウマを抱えていたんだ。
自分の中で腑に落ちた答えが見つかり、妙に納得できたんです。
そして、そんな自分をまるっと受け止めたら、フッと心が軽くなりました。
私は、私でいい。それで良いんだーーーー!!
私は、自分が表現したいように生きていく。
そう言えるようになるまで何年かかったんだろう。
やっと、心から自分を愛おしいと思えるようになりました。