コールスロー美味しいんだって

4月から大学生になる孫の、1人暮らしが始まった。高校の卒業式済んで引っ越しの後、

2週間ほど両親と一緒に田舎に帰っていたが、もう戻って来ている。高校の時からの

バイトを続けていて、今はバイトに出掛けるか友だちと出掛けるからしい。

目と鼻の先のマンションなので、会社への行き帰り必ず前を通り、特に問題無いよね？

夜には灯が点いているか？自転車はあるか？など確認している。

バイトも、確実に夜8時には終わる仕事なので、その方が良いと本人も娘も言っていて、

私もその方が安心だ。シフト制のところなどは日によっては遅くなることもあるだろう

から。

 

私はコロナ禍で、昨年からテレワークするようになった関係からか（家に居る時間が

長くなった）最近は時々会社にお弁当を持って行く。家で仕事ばっかりしているので、

お料理は気分転換にもなる。料理に割く時間が増えた。レミパンがいい感じだし(;^_^A

なので、お弁当を作る時は孫にもお弁当を作ってあげることにした。ご飯は自分で炊いて

ねと、おかずだけ詰めてあげる。

先日は、どれもめっちゃ美味しかったよ。おばーちゃんのコールスローめっちゃ美味しい！

大好き！とLINEが来た。因みにコールスローはお弁当には入れてない。孫が好きなのを

知っているので、別に作ってあげたもの。

私のコールスローは昔から家族には評判がいい。娘たちも孫たちも大好きで、下に溜まる

ドレッシングまで飲んでくれるのだ。市販のドレッシングを私は買わないし、作るのも

コールスローの時のフレンチドレッシングだけだし、特別なものは何も使っては無い。

フレンチドレッシングを作って混ぜるだけ。

 

今日は土曜日だけれど出掛けていた孫がタッパを返しに来ると言うので、少しおかずを

作って持たせた。鶏やお魚の他、又コールスローも作った。うちで食べて帰ってもいいよと

言ったが、帰ってから食べると。で、孫が聞く。ドレッシングには何が入っているの？と。

塩・胡椒・油・お酢だけよ。分量かなぁ？

今は油はグレープシードオイル。身体に何が良いのかよく判らない。ただ、あまり安い油は

買わないようにしている。高いから良いってものでも無いだろうが。以前は紅花油を使ってた。

家に在るのは他にオリーブオイルとゴマ油だけだし、それほど詳しい訳でも凝っている訳でも

無い。ただ、お酢もハムもいいもの使ってるよ。美味しいのは”愛情”じゃないの？なんてね。

 

仕事も忙しく頻繁には作ってあげれないが、たまに自分のものを作る時は2人分も同じだから

と思っている。娘が田舎に戻って、孫とだけなら平和だ。

まだ身体使っての助けも少しは出来るよと、無理しない程度に気に掛けて行こうと思ってる。

しかしどの孫も”たらし”やねぇ。”おばーちゃんの作ったもの美味しい！”と女の子たちは

言ってくれる。えー気になってしまうやないの(^^;

クソ真面目ねぇ。やっていることは当たり前のこと

木曜日に、1日中掛かってのテストに来られた東京のお客様。当日は3名様だったのだが、

1名Ｎ様だけ前日の夕方来社された。会社見ておこうと思って・・・と。

昨秋の展示会で初めてお会いして以来で、その間ずっとメールと電話でのやり取りだった。

諸々の話の中で、私のことを評してこう仰る。『真面目だよねぇ』と。

もう1人の今回の中心的人物Ｏ様も『〇〇社の××さん（私のこと）めっちゃきちんと、

返事して来るよね。必ず。漏れなく。それもすぐにだ。早い！』と仰っていると。

Ｎ様曰くは”クソ”が付く位、私は真面目なんだそうだ。『営業の鏡だよ』とも。

 

横に同じ営業の、今回のテストのヘルプに入ってくれる若いＦさんが座っている。

『見習わないとね』と言われている。Ｆさん、うんうんと頷いている。

しかし恥ずかしかったわ。そんな風に言われて。

今までの私だったら飛び上がらんばかりに喜んで、『営業冥利に尽きる。営業にとっては

最高の誉め言葉』そう思ったかも知れない。しかし、何だか素直に喜べない感じだったな。

それは何故か？と考えた。

勿論、すぐのレスポンスは必要だとは思うし、営業としては当たり前のことだろう。

望ましい返事が出来る出来ないは別にして。でも世の中、そうじゃない人も居るから、

私のことをクソ真面目と仰るのだろう。競合他社は今回の問い合わせに対しては、

無しのつぶてだったそうだ。

しかし、そんなこと位で喜んでていいのか？私は一体何年営業の仕事やってる？

確実な対応は当然だとしても、それだけで仕事が獲れるわけじゃない。結果としては

仕事獲ってナンボなのだ、営業は。仕事獲って儲けてナンボなのだ。

例え対応が悪くても、思いの金額で仕事が獲れれば営業としては結果〇ってことだろう。

受注後は最終的に仕様を満足しお客様に満足していただく必要はあるが、それは営業含め

会社全体の問題だ。営業としては先ずはお仕事頂けるところまでに至らなければ話に

ならない。良い対応だねと言われても、仕事頂けなければ、何の役にも立たない訳で。

逸注したら、今までやって来たことが全て無駄だった？時間勿体無かった？とは言わないし、

今後に繋がることも有る訳だけれど、時間かけて手間暇かけて伸ばして伸ばして、挙句

受注に至らなかった時はホントがっくり来る。そんなことは山ほどある。金額面など、

営業個人の思いだけではどうにもならないことも勿論有る訳だけど。

 

そんな訳で、いくら営業の対応が素晴らしいからと言って、褒めて戴けたからと言って

単純に有頂天になる訳には行かないなと思う。若いうちならいざ知らず、この歳だしね。

会社はチームで仕事をしている訳だから、自分1人の力ではどうにもならないことは一杯

ある。私は営業として必要なことはきちんと出来ていますっ！と胸を張ったところで

自慢にも何にもならない。当たり前のことだから。出来ない人と比較して喜ぶのは

愚の骨頂と言うべきか。

会社として良い仕事が出来ることが一番肝心。難しい。

獲る為に何が必要か？どうすれば獲れる？そんなことばかり考えている。

自分で出来ることからコツコツと。クソ真面目でいいよ、私。

鏡は嘘つき。本当の自分を教えてはくれない

1週間ほど前に、以前のお客様が退職されるので、幹事の方が1000人の写真や動画を

集めておられると書いた。写真は探して20年ほど前のをお送りした。まだ今よりは

若いし、”太い！”ってほどでもないし、まあ良いかと。

幹事の部長さんは『珍しい写真ですねぇ。Ｔも懐かしがると思いますよ』とお返事

下さったので、やっぱり動画は恥ずかしいからやめておこう、今更太っちょのおばさんの

動画なんか要らんでしょ、お目汚しだわねと、写真送ったのだからとお役目終了と

考え直した。

ところが『他の人は動画5秒限定だけれど、〇〇さん（私のこと）は1分でも結構ですよ。

それも特別19日まで待ちますからね』と、又メールが来た。

 

”う～ん・・・動画ねぇ。”孫のビデオの端っこの方に、たまたま写ってしまった”的なのは

過去あるが、私の歳で芸能人じゃあるまいし、カメラに面と向かって自分の動画撮るなんて

なかなか無いよね。でも若い幹事の方からも『Ｔさんの記憶に残る 最高な贈り物ができる

ように 幹事一同全力で取り組みます』なんて力の入ったメールも来て、そう？そうなの？

恥を忍んで動画を送る？

で 昨日、会社で部内の女性に理由を説明し撮影を頼んだのだが・・・。

出来上がったのを観て愕然とした💧 アカン、アカンわこんなの。

そこに写っているのは醜く太ったおばーさんの私。

鏡は教えてくれなかったよ。車窓に映る私はこんなじゃなかったよ。

真実はこれなのね・・・。実際の自分なんて、本当の自分の姿なんて、自分で見たこと

無いのだものね。鏡は嘘か・・と知った。

取りあえず家に帰って考えよう。

 

他の誰の目にも触れはしないだろう。1000人の動画なんて、流せば一瞬だろう。たいした

ことじゃない。自分が思うほど大したことじゃない。Ｔさんにひとことお礼が言いたいと

考え決心して昨夜のうちに送付した。

でも今回のことで、よ～く解ったよ。自分が思っているほど他人の目には若くは見えてない

ってこと。鏡で見るより本当はもっと太っているんだってこと。それが真実。

写真よりも動画はリアルだったわ。でもまあ、知らずにこれからも過ごしたよりは良かった

のかもと思うことにした。

ちょっとは反省し謙虚になるきっかけになったかなと。難しいかも知れないが、少しは

おとなしくなろう。