ウクライナの産科病院が空爆を受け、担架で運ばれる大きなお腹の妊婦さんを観た人は
多いだろう。
あの時、下半身が血まみれだった。彼女はお腹をさすっていた。私はその時一瞬、
お産が始まってる最中?何と気の毒な!と思ったりしたのだが、実は出血していたのは
そうではなかったのだ。
空爆を受けてその人の骨盤は粉砕され、押しつぶされ、腰が外れ股関節が外れ、
赤ちゃんを帝王切開で取り出した。でも赤ちゃんは助からなかった。死産だった。
そしてそしてその妊婦さんも・・・その後亡くなったと。有り得ないほどむごい話だ。
そのくせロシアは、外相は、ウクライナ軍が病院を占拠していただの、患者はいなかっただの
よくもどの口が言えるのか?と思うほどの大ウソを平気でつく。
幼い子どもも亡くなっている。行く場所が無いとうろたえる老人。国を守ると家族と別れ、
祖国に残る人、戻る人。
プーチンは一体何がしたいのか?何故ウクライナを攻めるのか?何が心配なのか?
あれは人間じゃない。人間の皮を被った悪魔・化け物・鬼畜。
何もかもが自分の思い通りなるはずがない。人を押しのけ傷付けてまで得る満足が
幸せであるはずがない。
そのくせ自分は暗殺が怖くて出て来られない。どこかに潜んでいる。家族は地下?のシェルター?
ずっと出て来なくていいよ。
ウクライナのゼレンスキー大統領は多分死を覚悟していることだろう。そう思う。
何も出来ないし、どうしたらこの悲惨な状況が終わるのだろうと、思うことしか出来ないけれど
全世界が、ウクライナの国に人々に、1日も早く安寧の日が戻るようにと祈っている。
しかし・・・始まりの事情は違うけれど何十年も前 日本も、罪の無い大人も子どもも一般市民も
何もかもが一瞬にして焼き殺された事実は有った。どれだけ悲惨だったかは皆知っているはずだ。
人は進歩なんかしていない。人の心は荒んで行く一方か?
愚か者には何を言っても無駄だろう。
核なんか使えば地球は終わるというのに。たった1人の猜疑心と恐怖と傲慢のせいで。