日曜日に、用事をしながら流していたテレビにたまたまユーミンが出ていた。
観るともなしに観ていたら、ユーミンがなにやら好きな芸人さんが居るとかで
彼らが紹介されていた。
その時のユーミンが、はっきりは覚えてないが『ジャンルの違う人たちだから
自分（ユーミン）の価値が判らないんじゃないか・・・』みたいなことを言ったので、
私は思わず”えっ！？”となった。そんなふうに言うんだ・・・と意外だった。
つまり自分には価値があるということを言っている。そりゃ確かにそうだ。
ユーミンは芸能界でも音楽の世界でも”大御所”だと思う。これだけ長い間、第一線で
活躍し人気も実力もあって、憧れる芸能人も一般人も多い。
レジェンドの域かも知れないと思う。
ただ、自分のことを自分で”価値がある”なんてこと言うのかなぁ？と、ちょっと？？
マークだった。そんなこと言わない人だと思っていたから。
ついでに言えば、”オーラを消す”とも言った。自分にオーラがあるということを自覚
して言っている。
私はユーミンのことは、それほど熱心でも特別好きでもないが、決して嫌いな人では
ない。曲は結構好きなものがいくつもある。あの独特の声も、好きな人からしたら
たまらないのだろうね。
お嬢様育ちで、これ又お坊ちゃまの松任谷氏と結婚し、ハイソな雰囲気を漂わせ、
お互いが才能の塊同士みたいなご夫婦で、ヒット曲を連発する素敵な大人なご夫婦
という印象だ。そのくせ決して偉ぶらない、上から目線でもない、ニュートラルな
感覚をお持ちかと感じていた。表向きかも知れないが。
だからこそ余計に、ユーミンのその言葉が意外だったのだ。
しかしこれは素人の考えかも知れない。何故なら、ユーミンがあの業界で価値がある
ことは事実だから。そしてそれを自覚して何が悪いってことだ。あれだけの人だから。
で、思った。
自分に価値があると言える（内心思っているも含め）人がどれほど居るのだろうと。
勿論一般人でも、親や子や兄弟家族、友人や周りの関係ある人たちからすれば、
存在そのものが価値あるものだと言えるだろう。しかし我々凡人は多分そんなこと
思いもしない。普段、意識もしない。当たり前のことなのでそんなこと考えない。
やっぱり特別な世界で特別な業績残している人は、自分の価値ってものを自覚して
いるものなのねぇ・・・と感心した。自分で言えるって凄くない？
堂々と言えるって、ある意味凄い。それがやっぱりオーラに繋がるのねぇと
又感心。やっぱり凡人とは違うわ。自分の価値ねぇ・・と、しばし考えてしまった。
ユーミンは、ファンの私が思うには、ずっと上から目線で生きて来た方です。
庶民的な事を口にするのは、営業でリップサービスだと。
その女王様感覚と庶民的なフレーズの歌詞があったりで、ユーミンは成り立ってる？
自分には無いものを持ってるから、ユーミンだから許せるみたいな。
でも、今のユーミンは私から見たら、加齢と共に劣化したなぁ、です。
才能は、若い頃がピークだったし。
女王様は女王様らしく？もっとカッコいい！ユーミンが見たかったなぁ、と思わずにはいられない。。（爆）
ファンとしてのお気持ち、よーく解ります。
いつまでも女王様らしく居て欲しい。
でも月日というのは残酷なものですね。誰にでも等しく時間は流れる。
取り繕っても年齢は年齢ですから。上手く、キレイに歳を重ねるって、難しいものかも。
普段の努力が大事ですね。
ずっと上から目線だとしても、庶民的なことを口にするのは営業的リップサービスだとしても、
それを感じさせないイヤミのないところが素晴らしいと思いますよ。
根がお上品なんでしょうね。余裕があるんでしょうね。
好きな人には、いつまでもカッコ良く居て欲しいものですね。
憧れですから(^^♪