好き嫌いの問題なので。
NHKの大河。基本、余程の理由が無い限り毎年観るのが何十年来の習慣なのだが、今年は観ていない。
理由はただ単に松本潤が好きではないから。
それでも、築山殿殺すとか、本能寺だとか、そういう時は”どれどれ?”的な感じで観るのだが、
やはり一口で言えばお粗末って感じ。軽いね。重みが全くない。
先ず、やっぱり主演の松本潤の演技がダメ。下手過ぎ。大根さがハンパない。
繊細な心の襞だとか機微だとか、そう言うものの表現が出来ないんだね。顔の表情ひとつにしても。
先入観無しで見ているつもりだけれど、何も伝わって来ないもの。
あれじゃあ周りの人たちが可哀想だ。松重さんだの南さんだの家来衆の頑張りでもっているって感じ。
信長の描き方もヒドい。
信長と家康がどちらもお互い耳元で囁くように言うセリフ。彼らはお互い思い人同士なの?
あの時代にアレは在り得ないでしょ。岡田准一と松本潤の現代ドラマか何かか?と思ってしまう。
そして今日なんか信長が、多くの人を殺して来たからその報いだったか罰だったかを受けるだとか、
覚悟は出来ているだとか、自分は殺されるだとか、本能寺に泊まる時は手薄だから自分を殺したければ、
来るなら来い!とか。そんなこと言う?弱音?家来に心のうち吐露するの?
おまけに今日は急に家康が信長に『上様』では無くて『おぬし』だったか『そなた』だったか覚えてないけれど、
やけにエラソーなモノ言い。急にキャラクター変わってどうしたん?って戸惑うわ。
そうそう、先週も今週も家来たちの前で堂々と『信長殺す!』とか言ってるし。誰かに聞かれるよね。
今日は光秀が、自分はもう終わりだと言っていたが、本能寺の変に向けての解り過ぎる位の伏線だし、
面白くも何とも無いじゃん。
秀吉は昔のおばちゃんパーマだし。あの人観ていたらこれは喜劇か?と思ってしまう。
400年以上昔の話だし、史実とそうでない部分はごちゃま混ぜではあるのだろうけれど、
あまりに自分の歴史観から離れたものを見せつけられると、何だか興ざめ。
脚本が悪いの?滅茶苦茶だね。
狸おやじはもっと賢かっただろうし、へっぴり腰の家康なんて見たくも無いし、髪型変えたからって
急に言動が態度が変わる訳でも無いだろうし。
ずっと”どうする家康?”と言っておきなさいよ と思ってしまう。
私の中の大河の信長は、渡哲也さんと高橋幸治さん(古っ!みんな知らんでしょ)よ。
カッコ良かったなぁ~♡
見付けてよかった~。
私は大河は時々見る派ですが、昨年の鎌倉殿、4月から見始めて、
ドはまりし、日曜の夜が待ち遠しく楽しみでした。
4月から…は、メインキャストが好きでなかったからですが、
小栗さんも大泉さんも小池さんも、上手かった。
鎌倉殿の勢いのまま、家康も見始めましたが、
早々に、ダメだこりゃ…と思いつつ、毎回見ています。
それは、史実に興味を持ったから。
私は昔、授業で歴史を学んだときは全く興味がなく
(あ、私、理系です)、「昔の事を学ぶ意味は??」
と思っていましたが、年を取って日本史が面白くなり、
大河ドラマで学び直しています。
松潤は論外として、岡田さんも…上手いのかな?
なんか違う気がします…
同じジャニーズでも、鎌倉殿の生田さんの方が
よかったけれど、それこそ好みの問題でしょう。
私のコメントもまとまりがありませんが、
今年の大河も折り返しまで見たので、ハマらないまま
一年間見ることになると思いますよ。
ホントね、何か茶番みたいな大河だなと。
重厚さってものが全くないんですよね。
もうそう言うものを求めるのは土台無理な話なんでしょうかねぇ。
今年のは、面白がって観る分には良いかも。
私もね(一緒にしてはいけない💧)学校で学んでいる時は、
それほど真剣でも面白いとも思わなかったんですがね、歴史。
歳をとるにつれて、結構好きかもと。
長く生きて来て、学校で勉強した以外のところでの知識が増えるでしょ?
それが面白くて心地良くて。
学芸会レベルは別として、本当の演技の上手さって何だろう?と
考えさせられますね。
やり過ぎてもいけないしねぇ。
そう、つまりは好みの問題なんですよね。
文句言いながら楽しみますわ(^^♪