昨日だったか、スリランカが破産宣告したというニュース。
家が、会社が破産・・・と言うならな解るけれど、国が破産したらどうなるの?
自分にはよく分からない。
そのニュースを観て思ったことがある。
世界では、豊かな国?先進国?が後進国だの貧しい国だのを援助するよね。
その場合は貸すだけの時もあるだろうし、あげてしまって返さない場合もあるだろう。
詳しいことは知らないが。
日本は自分の知る限り、貸すばっかり?出すばっかり?じゃない?どこかに助けてもらったこと
あるのかしら?なんだか割に合わないよね・・・という気持ち。
何もケチくさいことを言っているのではない。
国によっては天然資源や自然の恵みなど、豊な国とそうでない国があり、必ずしも状況・条件が
同じでないことは解る。不公平はある。しかしね・・・だ。
日本はそういう意味では天然資源に恵まれていない。でも敗戦から目覚ましい復興を成し遂げ
ジャパン・アズ・ナンバーワンとまで一時は言われるまでになった。
世界が眼を見張るほど、経済・科学技術・文化などの発展は凄いものがあった。
それは何故?それは、日本が日本人が努力したからではないの?真面目で勤勉で几帳面で
文句を言わず黙々と目の前のことに集中する励む頑張る、国民性があったからではないの?
いや勿論、それだけが発展の理由ではないだろうが、大いに関係はあると思う。
その昔、鎖国が終わって明治の時代になり、日本は多分アジアでは真っ先に文明が開花したのだと
自分は思っている。植民地は別よ。それも、言わば他のアジア諸国に先んじる頭脳と人間性・国民性が
あったからだと思う。
日本人は手先が器用で頭が良いのだ。
江戸時代の日本を見た外国人(欧米人)は、町や村が整理されキレイで、皆楽しそうに
文化的な生活を営んでいることに驚いたそうだ。極東のこんなところに!こんな文化度・民度の
高い国があるのか!ってこと。識字率も高かった。清潔なのが好きなのよ。
何が言いたいかというと、国を発展させる為には守る為には努力も必要なんじゃない?ということ。
貧しい国が破産する前に、やり方があるだろうに、あっただろうにと思うのだ。
他の国を頼って待っているだけじゃなく。手をこまねいているだけじゃなく。
日本人は、自分たちの幸せの為、国の発展の為に、誰もが頭と身体と心をフルに使い、皆で頑張り
努力して来たと思う。だから今の日本があるのだ。今はちょっと国力落ちているけれど。
同じことはどこの国でも出来るはずでは?時間は掛かるかも知れないが。
子どもたちに教育を受けさせ未来を見据えてなすべきことを皆で考えることが大事なのでは?
そういう努力を怠ってきたのではない?
天才と呼ばれる人は確かに存在すると思う。モーツァルトだのピカソだのは、生まれた時から脳の中に
いっぱいのアカデミックなものが詰まっていて、ただだそれを吐き出しているだけという記事?を
読んだことがある。だから努力も何も必要なかったと。それはちょっと信じられる世界だった。
アインシュタインなんかもそうかな。
そういう特別な天賦の才を持って生まれる人も稀には居るのだろうとは思う。
でもしかし、多くの凡人はそうではない。天才ではない多くの人はひたすら努力し学習し
知識を得、体得して行くものなのだ。
国が亡くなる衰えると嘆く前に、努力をしてみようと思わない?頑張ってみようとは思わない?
私だったら嫌だな。そんな情けない国の国民になるのは。頑張れよ、スリランカ。
イーロン・マスク氏が『日本はいずれ消滅する』と言った。当たり前のことを言うようだが、
出生率が死亡率を超える変化がない限り、日本はいずれ消滅するだろう。
それは世界にとって大きな損失となる。と。
言っていることは間違いではないとは思う。人口が減り続けていけば理屈はそうだ。
でもね、なくなって欲しくはないよ、勿論。
お金も大事、経済も大事。でもスリランカとは逆に、今の日本は、それ以外の大事なことに
気が付かなければいけないよね。