雑感 独り善がり

日々の思いや怒りを自分勝手な考えで綴る

孫が可愛いのは責任が無いからとよく言われるが、あれは嘘

2016-05-22 23:24:42 | 日記
孫は可愛い。
無条件に可愛い。これは本当。
孫がまだ居ない人も出来れば分かるよ。

でも私は責任が無いから孫が可愛いなんて思ったことは一度も無い。
むしろ面倒を見ている時や預かる時は、自分の子どもの時より気を遣う。
ケガをさせない様に風邪を引かせない様にとすごく気を遣うよ。

孫が可愛いのは単純に自分が歳を取ったから。
歳を取った自分から見て、小さい子は可愛い。
小さい子を見る目が若い時と違うから。
経験もある。気持ちに余裕もある。
それらが大きいと私は思う。

我が子の時はすごく緊張してたし、躾もちゃんとしなくてはと気合も入ってた。
自分も若かったしね。
ケガや病気をさせないようにという気遣いは勿論今も昔も同じ。
唯一違うのは、自分の不注意で我が子にもしケガをさせてしまったら、自分で自分を責めればいいが
孫の場合は自分を責めるだけでは済まない。我が子の思いも受け止めなければならない。
それが辛いよ。それだけ責任は重いんだよ。

だから私は孫を預かる時はすっごい注意する。
神経使う。
世の中でよく言われるところの”孫は責任が無いから可愛い”というのがいまいちよく分からない。
ただ、教育だの躾だのは基本親がやったらよろしいとは思うよ。
大事なところは親がやったらいいし、それにこちらも合わせるからってスタンス。
まあ、お行儀が悪かったり、人の迷惑になる様なことは怒るし、ただ優しいだけのおばあちゃんじゃないが。

最近、小学生の孫が政治的なことを聞いて来る。
民主主義がどうの共産主義がどうの、世界の過去の社会主義国家は・・など段々聞いて来ることが難しくなって来る。
小学生新聞も読んでいる。本もいっぱい読んでいる。それでも聞いて来る。
こちらも勉強しなければ答えられなくなって来そう。嘘教えてはいけないし。

で一番問題なのが、私は正直極右である。
それは娘も知っているが、私は孫に聞かれても”どちらが良い”という言い方は絶対にしない。
極力フラットで、どちらかに傾いている思想を押し付けてはならないと非常に気を遣う。
孫に先入観を持たせてはならない、偏った考えを教えてはならないと常に考えている。
私の教え方ひとつで考えが固まってしまってはいけない、本人に自由に選ばせなくてはならないと。
私自身は父親に資本主義と極右の思想を植え付けられたけどね。

だから・・・私は決して責任が無いから可愛いのではないよと思う。
色んなところで色んな場面で、じいちゃんばあちゃんにだって責任はあるんだよってこと。
可愛い孫のこれから壮大に続く長い人生に、おじいさんおばあさんが責任無いなんてこと有り得ないんだから。

何故こんなことを思ったのかと言うと、先日孫がなつかないとかで赤ちゃん叩いたり頭振ったりして
乱暴したおばあさんが居た。ニュースで観たけど確か重体じゃ無かったかな?
よくそんなことが出来るなと、自分には信じられなかった。それこそ孫と言うだけで可愛いもんだと
自分は思っていたからね。
自分が産んだ子じゃない、娘が産んだ子か息子の子か分からないけれど、我が子の我が子をそんな風に
よく傷付けられるなと、自分には理解出来なかったから。

孫は可愛いよ。でも責任あるよ。






最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。