貴景勝おめでとう！喜びの美酒の隣に”貴乃花親方”が居ないのが辛いよ～

貴景勝関、九州場所優勝おめでとう！
本当に良くやったね～と感慨深いよ。

勝ち星をどんどん重ねて行って、『あれっ？ひょっとしたら・・・』ってドキドキしたけれど、
その反面、貴乃花好きの自分にとっては、複雑な思いもあった。
自分が応援し観ることによって負けたりしてはいけないし・・・となるべく気にしない様には
していたが、ついに優勝。偉いよ！凄いよ！
貴乃花もどれ程嬉しいだろうと、先にそっちの方に気が行ってしまう。
貴景勝も、もう既に違う部屋に移籍した以上、元の親方のことを口に出したりは出来ないだろう。
でもでも、ここまでの貴景勝に育てたのは紛れもない貴乃花親方だ。

もし、貴乃花部屋が存続していたら、勝利の美酒を一緒に祝うのは貴乃花親方だったはず。
どれ程弟子たちが育ち大きくなり、そして部屋に隆盛をもたらしてくれる日を夢見ていただろう。
もうその瞬間が目の前に迫っていたというその寸前に、貴乃花は大相撲界から去らねばならなかった。
本当に本当に、今の相撲協会の腐った体質や、そこに群がる小物でずるい親方衆を恨むよ。
”よくも貴乃花を追い出したな”と恨みつらみで一杯だ。

ああ・・・貴乃花、どんなにこの日を待ちわびていただろう。部屋の力士が優勝するその日を。
勿論、貴景勝はもしかしたら、貴乃花親方がああなったからこそ、なにくそと敵を取るべく余計に
頑張ったのかも知れない。
でもでも、優勝した貴景勝の隣に居るのは貴乃花親方じゃないんだ。
部屋の力士が優勝したら、部屋も潤うだろう。
そんな良い目もしないまま辞めてしまった。
色んな意味でしんどいところだけ。種蒔いて水やって。
そしてついには花が開くよというその一番良い時に去らざるを得ないなんて、なんて理不尽なんだろう。

そりゃ貴乃花は弟子の活躍を心から喜んでは居るだろう。
でもでも私は、何でこんなことに・・・と言う思いが未だ消えないのだ。
貴景勝優勝おめでとう！貴乃花もおめでとう！
又一緒に出来ないものかしらね・・・。
貴乃花が戻れる道は無いのかしらね・・・。
そんなことをぶちぶちとしつこく思っている”貴乃花親方”を諦め切れない私。