フォルクスワーゲンの不正は、逆にトヨタの日本の技術力の高さを証明したことになる

フォルクスワーゲンの排ガス規制に関する不正で思ったこと。
やっぱり日本の技術力ってスゴイんだ・・・。

ディーゼル車で、有害物質の排出量を通常走行時とテスト走行時とで変わる様に仕組んだ
ソフトを使って騙してた。
テストの時は毒が少なくてＯＫが出て、街で走る時にはその何倍もの毒を撒き散らかして走る訳よ。
考えただけでゾッとする。
こうでもしなければ通常走行時に基準値を下回る車を造れなかったと言うこと？
ワーゲンは意図的な不正では無いと言っているそうだが、何言ってんだ。
わざわざこんなソフトを使ってまでやっていること、意図的でなければ有り得ないでしょ。

何故日本の技術力が凄いと思ったかと言うと、ワーゲンは世界の販売台数でトヨタを抜いて１位になりたいって
確か言っていたよね？その時日本は追われる立場だった訳だ。
で、一瞬抜いたと思うが、結局ワーゲンは不正をしなければトヨタに勝てなかったと言うことを、今回のことで
自ら証明したに等しいのでは？

思うに、こういう類の不正と言うのは遅かれ早かれ発覚するものじゃないのかな？
なのにどうしてこんなバカげたことを考えるのだろう？そんな暇があるなら真っ当な研究をすればいいのに。
日本の技術者は、いや日本やトヨタに限らず本当の技術者ならば、エンジニアとしての誇りがあるだろうから、
日々真面目に正しい方法で技術の向上を目指して研究していると思う。
インチキしたって、それは本当の意味の技術じゃないもの。
だから、真の仕事や精進を日々コツコツ愚直に積み上げて行く人が、おそらく本当の発明だったり技術改革
だったりが出来るのだと思う。
普段何も考えてない人が、ある日突然ひらめいたりするはずがない。
ぼーっとしている人に何かが降りて来ることは無い。
毎日毎日うんうん唸るほど考えて悩んで寝食を忘れて仕事に研究に没頭している人にしか”これだっ！”は
来ないと思う。
手を抜いたらダメってこと。だからズルを考えるんだ。
前にも言ったが、不正はバレるって。割に合わないって。

そんなことに頼らずに、真っ当なやり方で世界一を達成する日本って凄くない？
私はやはり昔から言われる”技術立国”の日本に、心から敬意を表したい。
世界に誇る日本の技術力の凄さは日本の国を支えている。
勿論他のフィールドでもそう。
日本人の勤勉さはまだまだ失われてはいないと確信している。
日本の小学校の掃除の仕方なんかも、他の国で取り入れ様としてるんだよね。