関東地方、特に東京の方々には、慣れない雪で大変だったこととお察しします。転ばないでね。
火曜朝から自社の事業所がある四国某市に出張し、昨夜遅くに帰宅した。
さすがに昨日は疲れて何をする元気も無く、はやばやと寝てしまった。
たった2泊3日ではあるが、段々出張もしんどくなると実感。
飛行機の方が実際に掛かる時間は短いが、荷物を預けたり待ち時間が長かったりが面倒なので
今回は列車で。
タクシーで行くからというのに、先に着いていた設計さんが駅まで迎えに来てくれて、昔自分が
住んでいた街を通る。いつものことながら心穏やかではない。良いことも悪いことも色々あった
9年間が思い出されて、いつも落ち着かない。まあ最初だけだけど。
今更思っても仕方ないことだし、今自分はこうやって元気に仕事もしてそれなりにやっているのだから
とは思うのだが、後悔が全く無いと言うことは無い。同じ夫婦別れするにしても、その後のやり方に
もっと他の方法あったのではないか?という思いはずっとあった。今でもその後遺症を引きずっている
のだから、最善では無かったと言うことだ。離婚自体に後悔も未練も全く無いけれど、子どもたちの
ことを考えると心が痛い。それだけだ。
そんなこんなで、色々あって出て行った街ではあるけれど、やっぱりそれなりにノスタルジー感じる。
工場に着く頃には、もうそんな気持ちはさっぱり消えて、仕事のことしか頭には無いのだけれど。
出張中に、孫Jの私立の受験があった。気が気ではなかったが、私がどうこう出来るものではないし、
今のこのコロナ禍で、無事に受験出来たことを先ずは喜ばなくては。
終了後、『J、ご機嫌で帰って来たよ。出来たみたいよ』との娘の報告を受け、ヤレヤレと安堵した。
速攻ご褒美の鰻食べている写真が送られて来て、良かった良かったと嬉しい。ありがとね。
まだ公立が残っているので、しばしのホッだけれど。
70年生きて来て、夫々の場面で選択にミスはあったかも知れない。いや、かも知れないではなくて
あっただろう。でも時間を取り戻すことは出来ない。それも自分が選んだ人生だ。
昔を振り返って嘆くのではなく、今目の前にあることに感謝し全力を注ぐよ。
それしか出来ることは無いのだから。