問わず語りの...

流れに任せて

Mountain [Mississippi Queen]

2024-01-17 03:50:25 | メタルを聴け!

 

 

 

昨日アマプラで映画『エクスペンダブルズ』を観ていたらこの曲がかかって、思わず「おおっ!」と唸ってしまった。

 

 

ミシシッピ・クイーンといえば、巨漢ギタリスト、レスリー・ウエストの奏でるギターね。これがメッチャンコメッチャメチャメチャカッコいい!

 

このギター・プレイをカッコイイと思えない人は、もうロックを聴かない方がいいね(笑)。

 

 

グランドファンク・レイルロードと並ぶ、アメリカン・ハード・ロックの元祖的なバンド、マウンテン。一聴の価値あり。

 

 

 

いやあ、それにしても『エクスペンダブルズ』おススメするほどではないにしても、個人的には楽しめた。最新作は公開中?もう終わったのかな?いずれにしろ劇場で観たいと思うほどではないけれど、こういう映画もあっていい。

 

 

シルベスタ・スタローン主演・監督。エクスペンダブルズとは「消耗品」という意味で、金さえ払えばどんな危険な仕事も引き受けるという非公式の特殊部隊。たとえ任務に失敗して命を落とそうとも、誰も責任は取らない。文字通り

 

【死して屍拾う者なし】

 

な奴ら。

 

 

スタローンの相棒には人気アクション俳優ジェイソン・ステイサム。私、長いことジェイソン・ステイサムとヴィン・ディーゼルの区別がつかなかったんですけど(笑)これを観てようやく違いがわかった気がする。もう間違えないぞ、たぶん(笑)。

 

あとジェット・リーが出ていたのは感慨深かったなあ。香港時代はリー・リン・チェイの名で『少林寺』に主演し、渡米してジェット・リーに改名したんだけど、イマイチパッとしなかった。どうやらジェイソン・ステイサムと共演経験があるらしく、その流れでの出演かな。

 

背が低いネタを、アクションに上手く生かしていましたね。

 

 

あとミッキー・ロークのうらぶれ感がなんとも凄い。この方一時期は大人気二枚目スターだったのに、そこから一度転落して必死に這い上がってきて今がある。

 

 

そうした苦労のほどが思いっきり顔にでちゃってるんだけど、それが役者としての何とも言えぬ味わいになってる。これはこれで、良い役者だなと思いますねえ。

 

 

あとはブルース・ウィリスやらアーノルド・シュワルツェネッガーらがちょこっとだけ出てる。この方々は友情出演みたいなもんで、アクションはしない。まあ、こういう方々も出てくれるということで、アメリカのアクション・スター界でのスタローンの位置が、なんとなく見えるね。

 

 

そしてなんといってもドルフ・ラングレン!『ロッキー4炎の友情』で、ソビエトのボクサーを演じた方。この方、強いけど頭はちょっと弱い的な役が多いんだけど、本当は母国スェーデンの王立工科大学卒業のあと、シドニー大学、ワシントン州立大学、マサチューセッツ工科大学で数学、化学、物理学を学んだ大変な秀才で、極真空手では、かの大山倍達氏に将来を嘱望されたほどの達人。

 

なのになぜか、危なそうな人ばかりを演じているってのが面白い。この作品でもヤク中のヤバい人を演じており、ヤバすぎてエクスペンダブルズのメンバーから外され、それを恨みに思って敵方に寝返るんだけど、結局仲間に戻るという、ヤバい奴だけど結構重要な役で出てる。やはりスタローンとの「友情」故か。

 

 

ストーリーはわかりやすい。特に頭を使うこともなく良くも悪くもサラッと観れてしまう。

 

 

アクション・シーンは凄いね。アクション・コーディネーターを担当しているのはチャド・スタエルスキ。あの『ジョン・ウィック』シリーズの監督ですよ。道理で凄いわけだ。

 

 

アクション界のスターと一流のスタッフが結集した、とてもわかりやすいアクション映画。興味がおありの方は、観てみたら?

 

 

 

あれ?なんの話だったっけ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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山崎貴作品の魅力

2024-01-16 04:25:49 | 怪獣、特撮

 

 

 

 

アメリカでの邦画歴代興行成績が現在第2位。歴代第1位が『ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』だそうで、これを越えるのはまだまだ遠い。

 

 

それはともかく、本場アメリカのアカデミー賞の視覚効果賞にノミネートされるかもしれず、日本映画が視覚効果で評価される、それもアメリカで!

 

 

感無量ですわ。

 

 

 

山崎貴監督は現在渡米中で、スタッフらと共にロビィ活動を行っているそうな。その過程でハリウッドの巨匠方と多数面会しているとか。

 

 

うーむこれは、山崎監督のハリウッドデビューも

 

 

 

ありうるかも。

 

 

 

 

 

山崎監督は以前から「泣かせる」ドラマ創りの上手い人。ベタだとかクサいだとか喋り過ぎだとか、色々批判されてきたけれど、私はこの監督の「そういう」面に関しては、そんなに嫌だとは思わなかった。寧ろ上手いとさえ思ってた。

 

 

『三丁目の夕日』とか、思いっきりベタだけど、傑作ですよあれは。

 

 

このゴジラをきっかけとして、山崎監督作品の魅力に気が付く人が増えたら

 

 

面白い。

 

 

 

 

 

 

 

監督は『スター・ウォーズ』ファンだから、ハリソン・フォードと言葉を交わせたのは嬉しかろうね。ジョン・ランディスにも絶賛されたというし、ギレルモ・デル・トロには「奇跡だ!」と言われるし

 

とにかくね、日本映画の歴史をある意味変えたと言って良い作品が、「怪獣映画」だったということがね、もうむちゃくちゃ、

 

 

嬉しいわけですよ。

 

 

 

長年「舐められて」いた監督の手によって、「舐められて」いたジャンルが世界的評価を得る。

 

 

もうね、誰に言うわけでもありませんが

 

 

 

「ザマアミロ!」ですわ(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まっ、恨み言みたいなことはもう、言いますまい。これで終わり。

 

 

怪獣映画は日本映画の至宝。海外での評価を通じて日本人は、己の国の文化を知る。

 

 

歴史は繰り返すねえ。

 

 

 

 

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ももいろクローバーZ『桃色空(ピンクゾラ)』

2024-01-15 04:06:21 | ももクロ

 

 

 

作詞作曲&ギター演奏:堂本剛

 

 

 

この曲は夏菜子ちゃんが、有安さんと一緒に歌える歌を、という希望があったことから制作された曲だ、とのことです。

 

 

夏菜子ちゃんと有安さんは同学年。有安さんは早生まれなので、年齢は1つ下なのですが学年は一緒。そんなこともあって、結構様々なことを相談し合っていた、とか。

 

 

きっと今回のことも、プライベートではお互い連絡を取り合っているのだろうね。

 

 

去年の後半あたりから、ももクロ側から有安さんの画像やら話題やらが出されるようになってきたし、有安さん側もライブなどで、ももクロの話題を出すようになってきた。

 

両者の間でなにか「協定」のようなものがあるのかな、なんてことを思いつつ

 

 

このまま良い方向に、流れて行けば良いね。

 

 

 

 

2014年3月15日。東京国立競技場ライブ、そして

有安さんの19歳の誕生日の日の

「ももかなこ」

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いぎなり東北産『沼れ!マイラバー』Teaser

2024-01-14 04:24:00 | いぎなり

 

 

 

『わざとあざとエキスパート』が去年TikTokで大バズリしたということで、それに続く「2匹目のドジョウ」を狙った曲ですな(笑)。

 

まあ、よくあることだし、べつに悪い事でもない。ファンとしては狙い通りに上手く行けばいいなとは思いつつも

 

 

世の中そんなに甘くないよ、とも思ってしまう。

 

 

歳を取ると、ついついそんなことを考えてしまうようになるのかねえ。

 

あーやだやだ(笑)。

 

 

ここは素直に、再びの大バズリを、期待することにしましょう。

 

 

 

 

それにしても美海ちゃんの、ここ一年での進化が目覚ましい。

 

 

アイドルとしての自分を、より強く自覚するようになったと言うべきか。

 

 

元々類まれなる美少女なのだし、その自身の可愛らしさを自覚し、いかに見せるか。

 

 

美海ちゃんなりに、「真面目」に考えてきたのだろうね。

 

 

藤谷美海の「覚醒」。今年の東北産からも

 

 

目が離せません。

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映画『ゴジラ-1.0/C』

2024-01-13 04:17:21 | 怪獣、特撮

 

モノクロ版観てきました!すんげえ良かった!

 

 

色がない分、よりドラマに没入できるのか、色付きの奴より泣けてしまった。もうねえ、涙止まらんのよ、参ったよ。

 

 

モノクロといっても単に色を抜いたというだけじゃない。今はデジタル処理が出来るから、モノクロなりの非常に繊細な「色合い」を出していて、これが良いんだ!

 

色合い、色彩なんてないはず?いやいや、それはモノクロってものを舐めてますね。

 

 

モノクロにはモノクロなりの色彩、ていうか、モノクロでなければ出せない色彩ってのがあるんです。これはね、観てみないことには理解しようがないだろうと思う。

 

 

あとは「濃淡」ね。これは本当にモノクロならでは、モノクロでなければ出せない味わいでね。窓から差し込む日の光に照らし出される典子(浜辺美波)と、光の当たらない暗いところにいる敷島(神木隆之介)とのコントラストとか、もうね、この濃淡、光と影が、まるでアートのような奥深さを画面に醸し出しているのよ。

 

あれはちょっと、震えてしまった。それくらい素晴らしい。

 

 

これはたぶん、カラーの映画をモノクロにしたからこそ味わえるものなのだろう。最初からモノクロだったら、案外わからなかった、味わえなかったかもしれない。

 

 

なんかね、黒澤明監督がモノクロ映像にこだわった理由の一端が、あくまで一端ですよ、一端が、なんとなくわかった気がしました。

 

 

カラーをモノクロにするのは、意味がある。まったく違う映画がそこに現れるからね。

 

カラー版より泣けたし、カラー版より怖いし、いやこれは

 

 

凄いものを観させていただきました。

 

 

 

でもだからと言って、モノクロ映画に色を付けるのは違うと思いますね。

 

 

モノクロ映画というのは、ある意味「完成」されているんです。だからそこに色を付けたところで、それは「余計なお世話」にしかならない。

 

実際『ウルトラQ』のカラー版を観たことありますけど、だから何?って感じで、特別どうということも感じなかった。正直

 

 

意味など感じない。

 

 

初代ゴジラをカラー化するとか、そういうことはするもんじゃない。あれはモノクロだから良いのです。ましてや黒澤明作品のカラー化とか、そういうことはある意味

 

 

冒涜です。

 

 

モノクロ映像のもつ「芸術性」、これはエンタテインメント性をも高める結果となることが、今回『ゴジラ-1.0』のモノクロ化によってよくわかりました。でもそれにしたって

 

 

相当繊細な「色彩」設計あってこそのこと。そんな単純なものではないということも

 

 

よくわかりました。

 

 

モノクロにしろカラーにしろ、映画の「色」というものを

 

 

 

甘く見るなよ、と言う話。

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