丹波市柏原町柏原 八幡神社
八幡神社は万寿元年(1024)京都の石清水八幡宮を勧請し柏原別宮として創建され誉田別命・息長足姫命・姫三柱之命を祀っている。
創建当時の社殿は南北朝時代の貞和元年(1345)兵乱で焼失し、間もなく再建されたが、天正7年(1579)織田信長の丹波攻めの将・明智光秀軍の兵火で再び焼失した。後に羽柴秀吉が当時の黒井城主堀尾茂助吉晴に奉行を命じて3年の工期を経て天正13年(1585)8月に竣工したのが現在の社殿である。
構造形式は、本殿と拝殿が接続した複合社殿であるところに特色があり、本殿は三間社流造・拝殿は入母屋造り、妻入で背面本殿に接続し、正面は唐破風造で、屋根は共に檜皮葺である。
国指定・重要文化財
彫刻 拝殿は、後々付け足しか改築か、年代は、1830~50年代推定
中井権次正貞
本殿は、1585年とあるも彫刻は、1700年前後ではないかと推定
根拠乏しい推定ですが、中井君音前何代か前の作品ではないかと。
拝殿・懸魚 正貞作
本殿 彫師不詳
三重塔 兵庫県指定重要文化財
文化10年(1813)~12年建築
彫刻 中井丈五郎正忠・正貞・中井徳治正義・岩吉
鐘楼
築造不詳 推定 1750~80年代
彫刻推定 中井言次君音
境内摂社 厄除神社 ここはええよ! 浪花ぽいです。
築造不詳
彫師 細工人 若田重兵衛尉藤原朝臣重信
蟇股 瓶割図
境内 狛犬
文久元年(1861)丹波佐吉
中井家奉納絵馬
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます