モンスター 百田尚樹
百田さん作品はお初。
高岡早紀主演で映画化された作品でもあります。映画・DVDとも見てません。
盛り上がりがなく面白味に欠けますが、特に苦もなく読めたかなぁ・・・
題名だけ見ると狂気的な物語も想像したのですが、簡単に言えば、整形ストーカー物語。
ありえないのですが、現実にありそのな物語。
お・使えると思った内容が、
項目 美の黄金比にて
「美しい顔というのは実は個性がないのですよ。すべてのパーツが平均化して個性がない。それが典型的な美人です。」
そう近代彫刻は美しすぎるんですね。
江戸の彫刻は美の崩れ遊びがあり個性的なのではないかと。
それは、完璧な平均化したパーツをあえて崩した美じゃないかと。
だから江戸時代の彫刻に魅かれるんですね。納得したしだい。(笑)
田舎町で瀟洒なレストランを経営する絶世の美女・未帆。彼女の顔はかつて畸形的なまでに醜かった。周囲からバケモノ扱いされる悲惨な日々。思い悩んだ末にある事件を起こし、町を追われた 未帆は、整形手術に目覚め、莫大な金額をかけ完璧な美人に変身を遂げる。そのとき亡霊のように甦ってきたのは、ひとりの男への、狂おしいまでの情念だった——。
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