彫刻師列伝
浪花相野一門 相野清七
大坂浪花木彫史には、系譜も含め記載なしも、枚方市中宮 百済王神社 中宮地車 後部車板・麒麟彫刻裏面に墨書きあり、その存在が確認されていたが詳細不詳。
相野一門のどの系譜かも不明なれど相野一門の中でも特に相野藤七に似た彫跡を継承していると考える。
蟇股龍が、判明相野藤七の龍と酷似。
下記画像社寺彫刻より相野清七刻銘を確認。
これにより中宮地車参考に推定相野清七彫刻が判断できればよいかと考える。
この社寺彫刻及び中宮地車彫刻を、相野清七基本とし、数台の地車に似た彫刻が存在する。清七は、数台の地車彫刻を手がけたと考えられる。
社寺彫刻確認は、今のところ一箇所のみ。
築造不詳 推定明治10年前頃 清七彫刻
木鼻に獅子がないのが残念ながら相野一門得意の牡丹鼻!!
中宮地車銘
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます