(ネタばれあり)
映画館の映像(3D)や音響があってこそ、
この映画はおもしろい。、
興味のある方はぜひ映画館で観るべき。
映画館でないとこの映画のすごさはわからないだろう。
私がこの映画を観に行った理由は、
本作に出演している犬が、
カンヌ映画祭のパルムドッグ審査員特別賞を受賞したから。
つまり犬見たさ。
ゴダール監督作品への知識はなかった。
冒頭から圧倒された。
左右のスピーカーから、突然片方、音が消えたり、
3D映像と、光の交差で、
どこに視点を合わせていいのか、
聴覚も視覚も固定できない。
意識を合わせればいいのかわからず、
時間が歪んでいるような気さえする不思議な感覚に襲われ、
気持ちが散乱した。
重みは感じるけど、わけのわからない言葉(台詞)たち。
たくさんの言葉が引用されていて、わかる人にはわかるのだろうけど、
わたしにはさっぱり。
混乱しそうだったのを必死についていった(つもり)
断片でつなぎ合わされ、
何が起こっているのかよくわからない中で、
犬のことだけがわかる気がした。
私は犬好きだから、犬の気持ちになるからかもしれない。
途中から、言葉は理解できなくていい、犬目線で見ればいいのかなと思いはじめた。
犬には人間の言葉はわからず、人が何しているかも正確にはわかってないんだから。
そう思うと、人間たちの会話は不毛に思えてきた。
劇中、引用されたダーウィンの言葉
「犬は自分より人間を愛する唯一のどうぶつ」に、
私は深くうなずく。犬はただ愛している。
犬には言葉はない。人間にもいらないのかもしれない。
言葉のあるためにわからなくなっている…と考えれば、、
少し理解できるかもと思っていたところ、突然、映画が終了。茫然とした。
結局、よくわからなかった。
わからなかったから、パンフレットを購入した。
パンフレットを読むと、
人妻と独身の男。ふたりは愛し合い、喧嘩し、一匹の犬が町と田舎を彷徨う~と説明がある。
私には軸となるストーリーさえ読み切れてなかった。
わかったところで、ストーリーはたいして意味がないのかもしれない。
感じればいいのだろう。
言葉を闘わせ続ける人間と、言葉を持たない犬がいたお話。
原題「Adueu au langage」を直訳すると 「さらば、言葉」。
Adieu には、さよならという意味のほかに、
こんにちはのニュアンスもある。
私はやっぱり犬が好きなんだなと感じた一本。
映画館の映像(3D)や音響があってこそ、
この映画はおもしろい。、
興味のある方はぜひ映画館で観るべき。
映画館でないとこの映画のすごさはわからないだろう。
私がこの映画を観に行った理由は、
本作に出演している犬が、
カンヌ映画祭のパルムドッグ審査員特別賞を受賞したから。
つまり犬見たさ。
ゴダール監督作品への知識はなかった。
冒頭から圧倒された。
左右のスピーカーから、突然片方、音が消えたり、
3D映像と、光の交差で、
どこに視点を合わせていいのか、
聴覚も視覚も固定できない。
意識を合わせればいいのかわからず、
時間が歪んでいるような気さえする不思議な感覚に襲われ、
気持ちが散乱した。
重みは感じるけど、わけのわからない言葉(台詞)たち。
たくさんの言葉が引用されていて、わかる人にはわかるのだろうけど、
わたしにはさっぱり。
混乱しそうだったのを必死についていった(つもり)
断片でつなぎ合わされ、
何が起こっているのかよくわからない中で、
犬のことだけがわかる気がした。
私は犬好きだから、犬の気持ちになるからかもしれない。
途中から、言葉は理解できなくていい、犬目線で見ればいいのかなと思いはじめた。
犬には人間の言葉はわからず、人が何しているかも正確にはわかってないんだから。
そう思うと、人間たちの会話は不毛に思えてきた。
劇中、引用されたダーウィンの言葉
「犬は自分より人間を愛する唯一のどうぶつ」に、
私は深くうなずく。犬はただ愛している。
犬には言葉はない。人間にもいらないのかもしれない。
言葉のあるためにわからなくなっている…と考えれば、、
少し理解できるかもと思っていたところ、突然、映画が終了。茫然とした。
結局、よくわからなかった。
わからなかったから、パンフレットを購入した。
パンフレットを読むと、
人妻と独身の男。ふたりは愛し合い、喧嘩し、一匹の犬が町と田舎を彷徨う~と説明がある。
私には軸となるストーリーさえ読み切れてなかった。
わかったところで、ストーリーはたいして意味がないのかもしれない。
感じればいいのだろう。
言葉を闘わせ続ける人間と、言葉を持たない犬がいたお話。
原題「Adueu au langage」を直訳すると 「さらば、言葉」。
Adieu には、さよならという意味のほかに、
こんにちはのニュアンスもある。
私はやっぱり犬が好きなんだなと感じた一本。