あをによし奈良大和路

あをによし寧楽の京師は・・・・と万葉集で歌われた古都奈良、そんな奈良大和路がすきです。
 
  

肉食妻帯考

2013年05月24日 | 仏教

腰痛で5日間 外に出られず、ずっと家の中にいました。する事もないので以前京都の仏教専門の書店で買った「肉食妻帯考」という本を

読んでみました。

 

 

 

 

この本の冒頭に次の様な事が書かれておりました。

 

日本人は普通 自分の国の事を仏教国だと思っているらしいが、実情は明らかにそれに反する。

なぜなら、日本の僧侶の大多数は結婚をして家庭をもち、生まれた子供に寺を継がせているほか、日常の生活でも

肉食を平気でするなど、出家者にあるまじ行為を平然としているからだ・・・・・・・・・

この様な批判は、外国の仏教徒、とりわけ出家と持戒の原則を厳しく守る東南アジアの人々が、驚き半分、軽蔑半分と

いった気持ちでよく口にしてきたところである。

そのような外からの日本仏教に対する批判に対し、日本の仏教界や仏教関係者の多くは、そのような批判に必ずしも

正面から応答するということがない。

 

なぜこのように日本の仏教が本来の仏教(釈迦の教え)から大きく逸脱していったのか、この本を読んでいくうちに解ってきました。

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
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