東大寺大仏殿の北側にあり、ほとんど人が訪れない寺院です。
今では少なくなった、崩れかけた土塀が絵になる奈良のお寺です。
喜光寺は奈良時代の名僧、行基が精舎を構えたのが始まりとという。
行基は大仏造営の勧進に起用され大僧正に任せられたが、大仏造営中に喜光寺で入滅し
墓は竹林寺(奈良県生駒市)にあります。
行基が喜光寺の金堂を参考に、これを10倍の規模に拡大して東大寺大仏殿の造営に
あたったとの伝承から「試みの大仏殿」ともよばれていました。
沙羅の花は朝咲いて夜には花が落ちる事から、盛者必衰、はかないものとされております。
平家物語の冒頭、 祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす。
とあります。
沙羅は釈迦が亡くなられた時、四方を囲んでいた木で、2本ずつ生えていたことから沙羅双樹と言われています。
インドの沙羅双樹は日本には自生していないため、日本で「夏椿」のことを沙羅双樹と呼んでいます。
沙羅の木
沙羅の花
アジサイ
やっと雨が降りやんだので今日(22日)朝早くから矢田寺へ行きました。
午前5時30分頃に着き、誰もいないと思っていましたが、5人の人達がアジサイと
向き合っていました(撮影していました)。
奈良市には奈良阪町はありますが、奈良町はありません。元興寺町、新屋町あたりを
一般に奈良町と云っているのだと思います。
奈良町は太平洋戦争の空襲を免れた為、江戸時代後期から昭和初期に建てられた
町屋が多く残っています。
奈良町の近くに京終と云う地名がありました。奈良市には下記の様な読みにくい
地名があります。 みなさんいくつ読めますか、私は奈良市に住んでいますので4つ読めました。
① 京終 ② 三碓 ③ 帯解 ④ 神殿 ⑤ 山陵
⑥ 杉ヶ町 ⑦ 大豆山突抜町
こたえは最後に書いています。
こたえ ① きょうばて ② みつがらす ③ おびとけ ④ こどの ⑤ みささぎ
⑥ するがまち ⑦ まめやまつきぬけちょう