あをによし奈良大和路

あをによし寧楽の京師は・・・・と万葉集で歌われた古都奈良、そんな奈良大和路がすきです。
 
  

百毫寺(真言律宗)  2

2012年04月30日 | 奈良市の寺院 春 夏

夕月夜 心もしのに 白露の 置くこの庭に 蟋蟀(こほろぎ)鳴くも。万葉集、作者 湯原 王、

心が死に絶えるように夕方の細い月明かりの中に、小さな粒の白露がひかり、そこに蟋蟀が

ひそかに鳴いている、 非常に繊細な歌である。

作者の湯原 王は天智天皇の皇子の志貴皇子の子で兄は光仁天皇である。百毫寺は

志貴皇子の山荘を寺院にしたのが始まりといわれている。

 

 

 

 

 

 

 

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