週末は子供たちの運動会があり、観覧してきました。
外来は代診医師にお願いしました。ありがとうございました。
かなり暑くなり、親子ともに良い時間を過ごせました。
日差しがきつく気になるので、帽子、サングラス着用で手袋着用で出かけました。
日傘は荷物になるので断念しましたが、やはりシミが気になります。
ということで、今日はアンチエイジングのお話を。
アンチエイジングは「廊下を遅らせて若々しさを維持する」という意味でつかわれる言葉です。アンチエイジングを実現するには食事を通して、身体のサビとコゲを防ぐことが大事になります。
身体のサビ:野菜を摂りましょう
取り込まれた活性酸素が過剰になると、身体の細胞を酸化させて傷つけ、老化を進める原因となります。
この状態を「身体のサビ」と言います。身体のサビを防ぐ栄養素(抗酸化物質)には、ビタミンCやビタミンE、植物色素であるポリフェノールやカロテンが挙げられます。
これらの栄養素が豊富に含まれているのが「野菜」です。
1日に必要な野菜の摂取量は350g(大まかな目安としては生野菜であれば、両手で山盛り一杯分です)。様々な種類の野菜を選択して、摂取量を増やすことは自然とアンチエイジングにつながります。
身体のコゲ:糖質の取り方
摂取した糖分のうちで余剰となった糖質が、血管や骨のたんぱく質と結びつくと細胞の劣化につながります。
また糖質の過剰摂取は血糖値の急激な上昇をもたらし、AGEs(終末糖化産物)という老化を促進する物質を生成します。
この状態は「身体のコゲ」と言えます。
身体のコゲを防ぐには 糖分の過剰摂取に注意する必要があります。特に人工甘味料はブドウ糖の10倍以上のスピードで細胞を糖化すると言われています。
清涼飲料や加工食品を購入する際には成分表示を確認して、できるだけ人工甘味料の使われていないものを選びましょう。
血糖値の急激な上昇に対しては、早食いの人はよく噛んでゆっくり食べるようにする。食べる順番を気を付ける(野菜から食べると炭水化物の吸収が緩やかになります)
などの方法があります。
血糖値の急激な上昇を防ぐことはアンチエイジングだけでなく、糖尿病や心筋梗塞のリスクも減らします。
食事が身体を作っています。基本の食生活を日々大事にしたいですね。
参考になれば幸いです。