暑いですね。梅雨時期で雨も降ったりするので、とにかく湿度も高く、蒸し暑く晴れると危険な暑さです。
今日は全国的に気温が上がり、危険な暑さと報道されています。
今年から、「熱中症特別警戒アラート」が環境省より発表されることになりました。
これまでの「熱中症警戒アラート」とはどのような違いがあるのでしょうか。
熱中症警戒アラートはある観測点の暑さ指数(気温)、湿度、輻射熱による指数)が33を超えると予想されたときに発表されます。
このアラートが出た場合、しっかりとした熱中症予防が求められます。
熱中症特別警戒アラートは各都道府県内のすべての観測点で、暑さ指数が35を超えることが予想される場合に発表されます。
この警報では
①熱中症特別警戒アラートは熱中症警戒アラートを超える危険を知らせる警報である
②熱中症特別警戒アラートで想定されている事態はこれまで日本では起こっていない
③このため、このアラートが出た場合は過去に経験がない事態に直面しているととらえる必要がある
④熱中症特別警戒アラートが発表された場合、熱中症予防をさらに徹底するだけではなく、場合によって、自治体が設置した「クーリングシェルター」に避難する
などを念頭に置くことが重要です。
昨年の夏は観測史上最高の暑さを日本各地で記録しました。
今年の夏も猛暑予報が出ています。
熱中症特別警戒アラートが発表されないことが理想ですが、もし出されたら、熱中症予防のための最善の行動をとれるようにしましょう。
とくに高齢者はエアコンの使用を控えたり、トイレに行くのが億劫で飲水を控えるなどの行動をとりがちです。
加齢とともに、口渇感などの脱水症状に鈍くなる例も散見します。
暑さ対策はしっかりと、子供・高齢者ケアは周囲の声掛けも大切です。
夏はまだまだこれからが本番!乗り切りたいです。