兵庫県加東市の青山医院の日記です!

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コロナワクチンの副反応と コロナ感染症

2022年03月19日 | 病気

コロナワクチン接種が進んでいます。

加東市での接種状況では65歳以上で3回目接種希望の方への接種はおおむね完了に近づいている そうです。

 

副反応に関しては個人差が大きいですが、多いのはやはり、接種側の腕の痛みでしょう。

また、発熱・倦怠感なども多くみられます。

時間が解決しますので、数日様子を見るしかありません。

 

しかしながら、近隣ではいまだにコロナ感染者の報告が続いています。

コロナワクチンを接種した数日後に家族のコロナ陽性が確認されたり、身近な人でコロナ感染がわかったり。

そういった人の心配 という相談も時々あります。

 

接種後の状況では発熱は副反応かもしれませんし、感染かもしれません。

あまり、判断材料にはならないのかなと思います。倦怠感も同じ。

ワクチンを打ったから大丈夫 ということは数日では言えません。ワクチン接種後にきちんと抗体ができるのには少なくとも1週間はかかります。ファイザーのもので、2回目接種から1週間とのことですので、2回目接種から期間をおいて、抗体価が下がってきている状況でしたら、2回目のワクチンの効果はあまり期待できず、3回目から1週間以降で効果がでるのかな という感じです。

 

ただ、副反応では鼻水やのどの痛みはあまり聞かないので、オミクロン株で特に多い喉の強い痛みなどがある場合は感染が疑われるかもしれません。今は花粉症の方も多い時期なので、大変判断が難しい状況です。

濃厚接触者であったり、自身の症状が心配な場合は 大丈夫 と自分で判断せず、病院受診などで、検査を受けるのが安心だと思います。

濃厚接触からすぐでは陽性反応が出ず、数日たってから陽性確認される場合もあります。

陰性だったということでも油断せずに日常生活を送るとよいと思います。

 

はやく、自由にお出かけできた日々に戻りたいですね。

 

 

 


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