兵庫県加東市の青山医院の日記です!

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女性の悩み あれこれ ~冷え~

2022年11月26日 | 病気
クリニックのクリスマスツリーをスタッフさんたちが出してくれました。もう年末が近いな、時間が過ぎるのが早いなと思う反面、ツリーを見ていると明るい気持ちになりますね。




さて、来週からぐっと気温が冷え込むようです。

外来をしていても何枚も着込んでいる方がいて、驚きます。

高齢者に多いですが、寒さには重ね着ですね。けれど、日中はお日様も出て、汗ばんでいる方もいたり・・・暑すぎても汗をかいて、冷えるため、逆効果になることもありますね。

体温調節、難しいです。

 

女性の悩みで圧倒的に多いのが「冷え」ではないでしょうか。

 

同じ室内にいても、男性よりも女性の方が冷えを感じやすいのは、一般的に女性の身体の方が筋肉量が少ないことにあります。筋肉量が多いと、身体の隅々まで血液がいきわたって熱を生むことができます。

 

一方、筋肉量が少ないと臓器を守るために身体の熱=エネルギーは中心部で消費され、末端の毛細血管をめぐる血液量がへって、冷えを感じやすくなります。

 

また、女性の身体はストレスなどで女性ホルモンのバランスが乱れると、冷えを引き起こすこともあります。

 

寒さが本格的になるこれからの季節は身体を冷やさないために、次のようなことに気を付けてみてください。

①「3つの首」を冷やさない

3つの首とは、首・手首・足首のことです。ここは太い血管が流れているため、布で覆われていると冷えの予防に効果があります。

②冷たい飲食物を避ける

冷たい飲みものや食べ物は身体の内側から冷やしてしまいます。暖かい飲み物や食事を心がけましょう

③ダイエット

偏った自己流の食事制限などで無理なダイエットをしない。冷えばかりか身体の不調の原因になります。ダイエットを決心するならば、適度な運動を習慣化して、筋肉をつけることを意識しましょう。

④規則正しい生活をおくる

食事の時間や回数、起床・就寝時間がばらばらだったり、十分な睡眠がとれていないと自律神経のバランスが乱れて、体温調節にも影響が出ることがあります。

⑤寝具を工夫する

就寝中の冷えにも注意しましょう。湯たんぽは手軽な冷え対策になります。ただ、電気毛布などは皮膚の乾燥がひどくなるので、個人的にはお勧めをしていません。首周りにネックウォーマーや足にレッグウォーマーを付けるのも効果があります。

 

これからの本格的な寒さに備えて、対策を考えておきたいですね。

参考になれば幸いです。

今日は土曜日なので、午前診療です。ワクチン接種で混雑も予想されますので、お時間にゆとりをもって来院してください。

よろしくお願いします。

 


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